都内某所のさくら。
週末、お天気が良いのをいいことに
はやばやとお花見を。
都内だけでも桜の名所はたくさん。
新宿御苑、市川のカナル沿い、九段下~竹橋、
目黒川沿い、飛鳥山、石神井公園、六義園・・・
有名じゃなくても、
そこここの公園や、学校の校庭などにも。。。
以前勤めてたところは、駅から降りてしばらくすると
桜の樹の並木道になっていて、
春の花だけでなく夏秋冬・・・、
ずっと桜とともに過ごした。
桜花の散る潔さゆえに日本人好みなのだ、
という方もいるだろうが、
それは、あとからの「刷り込み」も
大いにあるんじゃないかと思う。
「みごと散りませ~、国のため・・・」
などという「軍歌」の歌詞もあった。
こういう「教育的な?歌」やら、
古典に見られる桜にまつわる「古歌」の例やらを
うまく利用するのは、
為政者のやりそうなこと。
ああ、そういえば・・・
奈良の昔は「花」と言えば、たいてい「梅」のことを指した。
平安時代になって、花と言えば「桜」が一般的に。
このあたりを勝手に考察してみると・・・
例の学問の神様の遣唐使の廃止提言により、
国風文化の時代に。
大陸とちがい、
四季の変化に応じて農耕作業をする民族は、
刻々と変化するさまに敏感であっただろう。
花の期間の長い「梅」よりも、
数日で散る「桜」に想いいれが深くなるのも
むべなるかな。
たまに書いた記事も理屈っぽい(苦笑)
花の命を人になぞらえるのが好きな方多いでしょう。
踏まれても踏まれても咲くタンポポとか、
太陽の方向を向く?ヒマワリとか・・・
名もない花がいいとか・・・
敢えて言います。
私は薔薇のように・・・がいいな。
トゲがあるってことじゃありません^^;
踏まれたくないし、
上ばかり見てるのもやだし、
朝咲いて夕方枯れるのも嫌だし、
・・・・・・・・・
薔薇の季節は春秋2回(種類に因りますが)
踏まれるほど目立たないわけでもなく、
一輪でも存在感があり、
香気を放って美しい。
つぼみから咲き散るまで、
それぞれの過程も楽しめる。
、
「花」と言って思い浮かべるのは何でしょうね?
それがあなたの花なのかもです。