●達磨山
静岡県 982m 2007年5月4日 快晴
<参考コースタイム>
戸田峠バス停→(20分)金冠山→(10分)戸田峠バス停→(40分)達磨山→
(1時間30分)土肥峠→(40分)大曲茶屋バス停
所要歩行時間:3時間20分
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最新記録:2013年4月13日に再登山
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西伊豆方面で人気のある山は、葛城山、鷲頭山、そして達磨山。達磨山は、かねてから登りたいと思っていたのだが、交通の便が悪く、行きそびれていたので、5月連休の快晴の日に、あまり登山経験のないM氏を誘って出かけてみた。
コースは金冠山から達磨山を経て、土肥峠から伊豆修善寺に下りる行程。帰りは当然、修善寺の日帰り温泉に浸かって帰るのが、第2に目的。
空には雲ひとつない、初夏を思わせるような爽やかな登山日和。おまけにコースはなだらかで、歩行時間もせいぜい3時間半程度だそうだから、身も心も軽快な気分だ。
戸田(へた)峠バス亭で降り、達磨山と反対方向にある金冠山を、往復30分かけて上り下りし、いよいよ達磨山に向けて出発。
金冠山への道 山頂からかすかに富士山が見える
通称、伊豆山稜線歩道と言われる通り、道もしっかりしていて歩きやすい。
なんといても、どこを歩いていても眺望が素晴しいのには感激。
駿河湾の向こうに富士山が遠望できるのだが、麓は水蒸気でモヤがかかり、山頂だけが、青い空にぽっかりと浮かんでいる。
これまで沢山の富士山を見てきたが、空中に浮かんだような富士山を見るのこれがが初めての経験。
右手前にうっすらと見える山の連なりは、「沼津アルプス」か。それとて、はっきり輪郭が分からないから、富士山の裾野に溶け込んで、富士山がいっそう宙に浮いて見える。
戸田峠バス亭に戻ってから、少し歩くと、西伊豆スカイラインと平行する道になる。そのまま30分ほどなだらかな斜面をぶらぶらと上り下りすると、道路脇にある達磨山への登山口に到着。
そこから見上げると、やはり達磨山への道は、これまでとは違ってそこそこの傾斜のある道になっている。だが20分ほどの辛抱で、達磨山の頂上に着く。気温が高いせいもあって、さすがに背中は汗びっしょり汗。
山頂には、小さな子供連れの家族や、高齢のお年寄りまで幅広いハイカーたちが昼食を取っている。
景色の良い登りやすい山にしては、人気も少なく、周辺は静かでただ風の音が聞こえるだけの世界。
稜線を歩くので、眺めは最高。達磨山の上りの途中で後ろを振り返ると、金冠山816mと富士山が・・。
帰りは土肥峠まで急坂も交えて約1時間40分。そこからさらに、きれいに整備された車道を修善寺方面の大曲茶屋バス停に歩くのだが、土肥峠の分岐が分かりにくいので要注意。修善寺方面の標識がなく、道が入り組んでいるので、迷いそうになる。