「日本代表は健闘」と多くの人が言うが、それは違うとはっきり言おう。
単にベルギーが日本を舐めてかかり、パスを繋いで綺麗なゴールを見せようとしたから善戦できただけだ。
前半を見れば判るとおりベルギーはゴール前で細かいパス交換をするのだが、どうしても途中で引っかかり上手く行かなかった。
そういうていたらっくなベルギーの隙をついて日本は見事に2得点。
あわてたベルギーは「綺麗に」なんて事は頭から吹っ飛び、単純に背の低い相手に最も効果的な高さを生かす作戦に変更。
フェライニを入れてクロスを次々に放り込んでくる。
背の低い日本人と190cmを超える選手を数人要するベルギーなのだから、日本は空中戦に負けまくる。
本来なら小さいボランチの選手を長身のDFの選手(いないのかな?)に変える等の対策をするのだが、2点差をつけているのに西野は何も対策をせずに試合が進む。
怖いからでDFラインを下げる事もできないから、クロスは守備陣形が準備できていない状態であがってくる。
結果2点を失い同点。
最後はクルトワのキャッチからの速いリスタートで5秒程のカウンターでトドメを刺される。
ベルギーは練習の通りの模範的カウンターで得点した。
これを守れない日本というレベルの低さが残ったラストシーンでした。
まだまだ欧州の強豪が日本を相手に本気になってもらえる事ってないんですね。