No.093 ウサギアイナメ スズキ目カジカ亜目アイナメ科 海水魚
初釣日場 1996.6.16 北海道えりも 自己最大34cm
ウサギアイナメ 33cm 2013.11.23 北海道えりも えさ:さんま (写真2枚同個体)
沖に根のある砂浜からの投げ釣りで釣れたウサギアイナメ。
北海道で多く釣れるアイナメの仲間、ウサギアイナメ。
北海道の釣り人からはアイナメ と特に区別されずに「アブラコ」と呼ばれていたりします。
自分はアイナメよりも、同じく北海道に多いスジアイナメ によく似ていると思っています。
スジアイナメとウサギアイナメは体色が違いますが個体によって色がさまざまで、色彩だけで見分けるのはちょっと危険。
自分はスジアイナメとウサギアイナメは、第4側線の形が違うところで見分けました。(細かく書くとほぼ文章引用になるのでここでは端折りますごめんなさい)
以前、釣ったスジアイナメとウサギアイナメの同一種の疑いが拭えず、一度、同じ日に釣れたスジアイナメとウサギアイナメの側線の違いを調べてみたことがありました。 図鑑に掲載されている通りに第4側線の形が違っていたので、別種と確認できてスッキリとした思い出があります。
ウサギアイナメの顔
スジアイナメと比べると、丸みがあるような。
名前に付いている「ウサギ」との共通点(目が赤いとか耳が長いとか)は、とくに見当たらない。 なぜにウサギなのでせう。
ウサギアイナメはアイナメ属の中では大型になり、北海道のスーパーなどでは切り身や丸のままで、よく売られています。
北海道道東で「油子(アブラコ)」と表示されて売られているものは、ウサギアイナメが多いです。
「油子」って・・・ねぇ。
ウサギアイナメ 34cm 1996.6.16 北海道えりも
初めて釣ったウサギアイナメ。 沖に根のある砂浜からの投げ釣りにて。
この頃は魚との大きさ比較対象物として、ジッポライターのほかにもいろいろな物で写していた。 この写真ではBUCK#110。
兎あいなめのアクアパッツア
トップ写真の33センチで、アクアパッツアをつくってみた。
アクアパッツァなる小洒落た名前の料理をつくるのはこのときが初めて。 食べたこともなし。
まな板にどでーん
大きすぎず、小さすぎず、アクアパッツァにちょうど良いサイズ
材料は三枚におろした兎あいなめとアサリ、ミニトマト、オリーブの実の瓶詰、それと地元産の白ワイン。
調味料はオリーブオイルとあらびきガーリックパウダー、バジルパウダー、あと写真に写っていないけど塩と胡椒と水。
まずは塩、胡椒で下味を付けた兎あいなめを、あらびきガーリックで香りを付けたオリーブオイルでフライパンで焼く。
つぎに白ワインとアサリとミニトマトとオリーブの実を入れて、水を加えて煮てゆく。
フライパンの中が、普段とは違った見慣れない光景に・・・。
兎あいなめのアクアパッツァ 料理日:2013.11.23
お皿に盛って、バシルパウダーをふりかけてできあがり。
これ、うまいっ! おいしい料理です。
兎あいなめとアサリと白ワインの良いダシが出ていて、スープがまたおいしい。
ただひとつ、ミニトマトだけが割れずにエキスがほとんど出なかったから、トマトの味があまり感じられなかった。 今度つくるときは、ミニトマトは二つ割りにしておいてもいいかな。