テクニックス スピニングシリーズ
この秋に遂に完成の域に達したGLADIATOR Technix のスピニングシリーズ。
ーーーーーーー究極の食わせーーーーーー
という表現がしっくりとくるモノになりました。
この秋のTEST釣行時のリバーモンスター。
ハッキリ言って竿のパフォーマンスの真価を確かめるには秋の川バスに勝るターゲットはいない!
春のスポーニングフィッシュは見た目にはボッテリしていて凄みはあるが・・・
実際は動きも鈍く、意外に?ファイトはアッサリと済んでしまうケースが多い。
そういう意味では秋の川バスは筋肉質でエサも食っていてトルクフル!
1年の中で最もバスが恐ろしくキレが増すタイミングともいえる。
そんな中でキレキレのデカバスとファイトを繰り返す事でロッドの真価を見抜く。
ただ・・・繊細なロッドではなく
ただ・・・硬くて強いだけのロッドではなく
柔と剛を兼ね備えるための骨をロッドに持たせる。
そこに歳月を費やしたのが Technix のスピニングシリーズ。
↓コレは一昨年前のバックウォーターでのTEST釣行。
バックウォーターの流れの中での操作性・掛け感・耐久性などを徹底的にチェック。
この時点ではまだロッドの中にまだ骨を持たせるという感覚がなかったころ・・・。
いわゆる最高に繊細で耐えて取り込むスタイルのスピニングでした・・・。
そこから進化したのが・・・その年の秋。
ここでは「竿ドラグ」という観点と発想に移行。
ラインの限界値をリールのドラグとロッドのブランクス性能とベンディングカーブの弧のバランスで補う。
そうする事で細いラインを限界までシビアな状況にアジャストさせる事が可能になる。
上記の写真のようなウィードが多く存在するようなシュエーションで繊細なスピニングでは到底アプローチ出来なかったが、この時はTESTも兼ねてウィードとウィードのポケットにうっすら見えていたバスをサイトで仕留めた。
サイズはオボロゲ・・・確か56センチだか57センチだった。
ただ・・・最終的には足場に高さがあったために・・・
同行していた撃にネットですくって助けてはもらいましたが・・・笑
そして・・・
満を持して完成!が近づいたタイミングでスクープロケ!
まだ!記憶に新しいと思いますがルアーマガジンさんに掲載。
ここ近年、過度にプレッシャーがかかり過ぎているフィールドは少なくない中で・・・
吸い込みの弱いバスに対して極限までに吸い込ませることの出来るティップ!
この役割・仕事量はタフな状況下では確実に釣果の「差」となって現れることは言うまでもないでしょう!
更にバスに違和感を与えないためにラインセッティングが細くなっていく近年の状況を考えても
ライトラインの限界点に達するサイズのバスとのファイトの中でリールのドラグ性能+ロッドのフォローが利くようになれば対デカバスとのライトライン勝負でのリスクが軽減される事になる!
そして遂に完成した「竿ドラグ」というセッティング。
魚の突っ込みに対してリールのドラグでフォロー。
時に、そのドラグですら追いつかなくなる突発性の強い突っ込みに対してロッドが追従し限界点を遅らせる
あくまで感覚的な部分に対して「竿ドラグ」と名称を付けるのは如何なものか?とも思えるが・・・
この感覚的な部分においては何か名称でも付けない限り伝える術がないというのも理解してほしい・・・笑
ただ、この手のアルティメットなフィネスの釣りを行っているアングラーにはこの感覚的な「竿ドラグ」というフィーリングは理解してもらえると思う。
GLADIATOR TechnixはオカッパリのNEXTを目指すアングラーの為のシリーズ!
そういう意味合いからしてもTechnixのスピニングシリーズは「喰わせ」のNEXTを目指すアングラーに使ってもらいたい逸品です。
是非とも違いを現場で実感してください!
先行販売は3月予定の GT-61XLs ネゴシエーター61!
というウルトラライトのもう一段下のエクストラライトモデルからとなります。
0.9グラム以下がメインになるハイパー喰わせロッド。
厳寒期・激タフ時の足元や近場のバス攻略用のカナモの秘蔵っ子。
自身の強い希望で制作した喰わせの切り札ロッドです。
発売になった際には是非!店頭などで触ってみてくださいね!
でゎ。