こんにちわ
台風一過、少し爽やかな感じです。
夏休みが始まり、専業主婦で子供のいる私には
むしろいつもより少し仕事が増える時期です。
今年は子供二人がそれぞれの学校で最高学年として最後の夏
勉強のことが何パーセントくらい頭にあるかは知りませんが
それぞれ夏の大会とやらで、部活に勤しんでいます
彼等に比べて病弱だった私は、子供の頃相当ヒマだったはずですが
夏休みの宿題というときちんと計画的にやった例がなかったですね。
何やってたんだろうなぁ・・・。
しかし宿題の中で読書感想文というのは、苦痛にならないものでした。
今でもこうやって文を書いたりするのは楽しいくらいですから
ただし、今よりも子供の頃の方が、かなりひねくれていたので
感想文も頑張って書いた割には選ばれることは少なかったですね。
感想文の為に読んで印象に残っているのは2作品
どちらも中学か高校辺りのことだと思いますが
- 竜馬がゆく〈1〉 (文春文庫)/司馬 遼太郎
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- 砂の女 (新潮文庫)/安部 公房
- ¥500
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この2つです。
どちらもとても面白かったです。
司馬遼太郎さんの作品は他にも色々読んでいて、8冊というボリュームでしたが
宿題と思わずに没頭したと記憶しています。
ただし大作なので、感想をどう書くかは悩んだ気がします。
阿部公房さんの作品はこの時初めてでしたが、すっかりハマり
この後色々読み漁ることになりました。
砂の女の読み終わったあとの、自分も砂まみれザラザラみたいな感覚
すごく新鮮で、感想文におすすめの書にこれがあることを意外に思いました。
海外で高く評価されていることも後で知りました。
宿題でもいい本に出会えて良かったな、と今も思います。
今でも本は色々読みますが、やはり感受性が鈍ったのか、脳の老化か
それによって受ける影響は減っているし、内容もすぐに忘れてしまいます。
子供達には感性の柔らかな今のうちに色々読んでほしいものだと思います。
- ソフィーの世界―哲学者からの不思議な手紙/ヨースタイン ゴルデル
- ¥2,548
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ソフィーの世界は、大人になってからの書ですが、大人に近づいた時期の
子供達に是非読んでみて欲しいですね。
哲学の流れを説明していて難しいところもありますが、
その頃に読んでいたら、どんなふうに感じたかしら?と思う書です。
我が家の上の子には、小6の時に少し早いけど・・・と勧めました。
彼が何を感じたかは聞いてませんが。
自分とは何か?
これって永遠のテーマかもですが、やはりこの書で指摘されてるように
忘れてしまいがちだなーと思います。
夏の読書、あなたはどんな出会いがありました?