久々に”ココ”に来ています。
初めて”ココ”を訪れた時は、2011年の9月だったかな?
3泊4日の対話の場に家族で訪れました。
当時は、ダイアログの意味を知らず。ファシリテーションということすら知らず。
ただ、何となく参加して、何となくプログラムを消化している参加者でした。
まさか、私がファシリテーターを名乗ろうとは、全く思っておらず。
まさか、それを仕事にしようとは、思っておらず。
まさか、勤めていた会社を辞めようとは、思っておらず。
その時は、考えようとも思いませんでした。
時は、流れてあれから4年。
会社を辞めてフリーになり、ファシリテーターを仕事にしている自分がいて。
そして、5泊6日の合宿でのトレーニングに参加のためにまた”ココ”に来ています。
トレーニングに参加をしながら体験を通じて「あの時」の経験が色々と繋がっている事を実感している自分に気がつきました。
ファシリテーターが何をしていたのか?
それを具体的には、思い出す事ができないませんが、
だけど、あーあんな事を言っていたなーという記憶がチラホラと。
もちろん、多分に編集されているのだろうけれども、
だけど、身体に残っているんですよね。
それが繋がって意味が何となくわかってくる感じ。
点と点が繋がる感じ。
今回のトレーニングの中で、ファシリテーターが読んだポエムを
私なりの言葉に変えながらも体験を語る場面があったのですが
同じ参加者の中の一人が私の経験と体験と変化のエピソードを通じて、
その方も何かしらの変化が生じました。
なんだか、頂いたものをforwardできたような気がして嬉しい気持ちに。
ファシリテーターの役割は、”その場”だけじゃなくて。
”その場”で起きた事を未来へ運ぶ役割も担っているような気がします。
いつか芽が出て、花が咲く。
そんな”種”をそっとプレゼントする、そんなファシリテーターになりたい。
そんな事を思う今回のトレーニングでした。
ここでの体験もどこかで花になるんだろうな。
そして、可能であれば、誰かに伝えていきたい。
そんな事を思う素敵な時間を過ごすことができました。
2015年12月21日 セッションが終わり、朦朧としながら清里清泉寮より。