長らく更新が出来ていませんでしたが、今日は注目の去就問題についてお伝えします。

まず、フェラーリのミハエル・シューマッハですが、イギリスのメディアが「フェラーリと2年契約で合意した」と報道しました。


これはイギリスの「ニュース・オブ・ザ・ワールド」が伝えたもので、それによるとミハエルとフェラーリの契約は2007年と2008年の2年間、そしてお金については日本円にして約70億8千万円で合意したと伝えています。しかし当然チーム側からの発表はなく、金額についても信憑性は低いとのこと。それにミハエル自身が、このように語っています。


「いまはまだ来年以降のことについて何も決めていないし決まってもいないよ。これについて、いつもいつも同じ質問を浴びせかけられるけれどね。実際、いくつかの可能性があって、その中からこの夏には僕自身が決定するつもりだ。結論は僕自身が下すものであって、いくら噂を立てられてもそれで僕の判断が惑わされるということはないよ。残念だけどいまはそれ以上何も言うことはできないな」


スクーデリア・フェラーリ・マルボロ

<跳ね馬に乗るのはやっぱりミハエル&ライコネン?>


そして、そのミハエルのチームメイトとしてフェラーリに移籍すると根強く噂されているマクラーレンのキミ・ライコネンについてですが、既に1年も前に契約済みといった話も出る中、今度は今週末行われる第4戦サンマリノGPでフェラーリから早くも正式な発表があるのではないかといわれています。


これはオーストリアの「クローネン・ツァイトゥング」が伝えたもので、今週フェラーリの地元イモラで行われるサンマリノGPにて、いよいよフェラーリチームが正式に2007年シーズンからキミ・ライコネンが加入することを発表するだろというものです。


ライコネンについては既に契約済みという報道が何回もなされているだけに、来年からフェラーリ加入は決定的でしょうか?もし今週末に発表があったならば、あと注目はミハエルの残留だけですね。


そして、この二人と同様に今年でチームとの契約が切れ、去就問題が注目となっているルノーのフラビオ・ブリアトーレについてですが、チーム側は残留を希望しているということです。


イギリスの「ガーディアン」によると、ルノースポールの社長に新しく就任したアラン・ダサス氏が、フラビオ・ブリアトーレの残留を希望すると共に、ルノーチームが引き続きF1参戦することについて前向きな発言を行ったということです。


ダサス氏は「F1はルノーに情熱を与える。私たちは続けていきたい。私たちには素晴らしい成果があり、高い収益を上げることが必要であるが、それは妥当なコストにより可能になる。私たちの参加については、2008年まで(F1を続ける)契約を結んでいる。そして、フラビオは大変素晴らしい仕事をしている。彼の契約は今年で切れるので、更新しなくてはならない」と語り、将来のF1活動に対して前向きな意見を示し、そしてブリアトーレに対しても残留を希望しています。


どうやら、ルノーとブリアトーレの契約については、すんなりと決まりそうですね。



最後に先週末、鈴鹿サーキットで行われたフォーミュラニッポンの第2戦ですが、決勝レースではナカジマのロイック・デュバル初優勝を飾っています。2位にはダンディライアンのビヨン・ビルドハイム、3位にはPPスタートのインパル、ブノワ・トレルイエと表彰台は全員外国勢が占める結果となりました。


リザルト

1  ロイック・デュバル(ナカジマ)

2  ビヨン・ビルドハイム(ダンディライアン)

3  ブノワ・トレルイエ(モバイルキャスト・インパル)

4  山本左近(コンドー)

5  アンドレ・ロッテラー(DHGトムス)

6  武藤英紀(ナカジマ)

7  片岡龍也(ルマン)

8  本山哲(アーティング・インパル)

9  松田次生(モバイルキャスト・インパル)

10 土屋武士(DHGトムス)

11 平中克幸(ダンディライアン)

12 密山祥吾(ディレクシブ)

13 横溝直輝(インギング)

14 星野一樹(アーティング・インパル)

15 折目遼(5ZIGEN)

16 高木虎之介(ルマン)

17 小暮卓史(チームアグリ)

18 道上龍(5ZIGEN)

リタイヤ

柳田真孝(コンドー)

立川祐路(セルモ)

金石年弘(チームアグリ)

ロニー・クインタレッリ(インギング)