プティアレンジ【月夜】 | アバター(R)マスターの ゆる☆ふわracco!cafe

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世界の蘭展2009では、プティアレンジを出展しました。


プティアレンジは、縦・横・高さすべて25センチ以内の作品のことです。
(※NFDデザイン展の規定では22.5㎝)


「プティアレンジ(またはプティデザイン)」では
25センチ、といっても、作品自体をこの大きさにおさまるようにする ということではないのです。



25センチ立方の小さな空間の中に、どれだけの広がりを表現することができるか


というのが、本当のテーマ。



だから、作品自体は10㎝あまりだったりすることが多く (※これも、だいたいそのくらいの大きさです)
その作品を置く空間全体を含めて表現していくので、それはそれはこまかーい作業ヽ(;´Д`)ノ


生けるのに、ピンセットは必需品。



不器用なくせに、私はこのプティアレンジが 見るのも作るのも大好きです。


大きな作品もとっても素敵で大好きなんですが
小さな小さなものに広がりを感じる、プティの この可能性は はかりしれないほど大きなものを秘めているから。



今回は蘭を使ったアレンジが規定なので、一番小さな蘭を使って。


そうするとかなり種類は限られてくるのですが、この黄色い蘭を見た瞬間に、テーマは決まりました。



【月夜】


月を思わせる色あいを見て、そういえば以前から月をテーマにした作品を作ってみたいなぁと思っていたので。


テーマを決めて、デザインを考えつつ、器を作ったり
空間全体をつくる素材を集めたり。


そしてもちろん、花。


「作品」つくりというのは、もちろん素材あってのことですが、作り手の意志というものは入ってきます。



何を表現したいのか



そして



どう表現するのか。



「何を」というのは、形そのものにつながっていきますが


とても大きな要素を持つのは


「どう表現するか」


であると思います。



作品(ものつくり)に限らず、何かを表現する・何かを伝えるという時に、その伝え方で 

その人の本質が必ず反映するから。



人に何かを言う時も


何かを贈る時も


あるいは
特定に人に対してでなく 自分自身を生きていく上でも



自分から発するものには、意識せざるとせまいと それを通して 必ず自分自身を外に出して(表現)いる。


だから


どんな気持ちでやっているのか(やったのか)、とかいうのは、作品を見ると そんなところまで見えてくる。



作品(や言動)を通して 本当に多くのものを表現し伝えているんですよね。



この作品をつくる過程で、やっぱり試行錯誤したし
ついつい自分のエゴばかりになってしまったりヽ(;´Д`)ノ


でも、そんなのを通して、最終的に作り上げていくものは
やっぱり愛おしい。


優劣ではなく、私はこの作品を自分なりに気に入っています。
(はい、本当に“優劣”は抜きですあせる技術面での問題はありますしね~あせるあせる



この作品にかかわってくれた植物たち、ありがとうドキドキ


見てくださったみなさん、ありがとうドキドキ


この作品はグランメッセ熊本にて、11日夕方まで展示しています。



明日9日の午後は、当番でずっと作品ブースにおりますので
もし蘭展にいらしたら、ぜひお声をかけてくださいね~~。