健歯児童 | 春風あかねのブログ

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歯科衛生士とケアマネージャーの資格を持っています。くも膜下出血からの生還。最近では自己愛性パーソナリティー障害の人との関わりを絶とうと決心。

この時期になると、各学校の小6と中3から男女1名づつ

「健歯児童」が選ばれそれぞれ地域の学校が集まり

そこから、また県大会に行く児童を選ぶ

いわば「コンテスト」のようなものがあります。

むし歯ゼロ、歯肉炎ゼロ、歯並び良い、清掃状態良い、

顔の形、顎の形といった審査の基準があります。


二女が小6の時には選ばれましたがその後

過蓋咬合の為矯正期間に入り中3では選ばれませんでした。


小6の時にまさか選ばれると思いませんでした。(過蓋咬合なのに)

当時むし歯ゼロの児童が他にいなかったらしいのですが。


4月か5月の歯科検診時に校医の先生から検診を受けます。

そして、その日に選ばれます。

何年も前から探針の使用について私は反対の立場ですが

日本学校歯科医会では次の通りです。


何年も前から短針の日本学校歯科医会は、平成14年3月28日付で加盟団体に対して「次年(平成15年)度からの初期う蝕及び要観察歯(CO)検出の基準を変更する旨」の通知をしたところ、学校での歯・口腔の健康診断(以下、学校歯科健康診断)に探針を使用することについて認識の隔たりが生じ、現在学校現場で混乱が起きています。 その為、日本学校歯科医会では、円滑な学校歯科健康診断を実施するために、会員並びに学校保健関係者及び保護者に対し、「学校歯科健康診断時に探針を使用すること」についての基本的な考え方を、このページを使ってご説明したいと思います。 まず、日本学校歯科医会では、初期う蝕及び要観察歯(CO)検出は、主に視診で行うように指導しています。 しかしながら、時として学校歯科健康診断時に探針を使用する場合は、例えば歯面及びう窩或いは軟化した実質欠損等に付着しているプラーク或いは食渣を取り除く時や、裂溝のシーラントやレジン充填等の填塞物や充填物の有無を確認する時は必要と考えます。探針は学校歯科健康診断の補助的器具として使用し、この時使用する探針の刃先は鋭利なものでなく、また探針は歯面に対して水平的に動かし、垂直的な圧力を加えて歯面を傷つけることがないように、細心の注意を払って学校歯科健康診断を行うよう指導しています。 現在、理想的な初期う蝕及び要観察歯(CO)検出については、充分満足できるう蝕診断法は確立されていません。しかしながら、日本学校歯科医会発行の「学校歯科医の活動指針」等に準拠するこの方法によって学校歯科健康診断を実施すれば、児童生徒の大切な歯牙を探針によって破壊することはありえず、この方法が、安全な「学校での歯・口腔の健康診断法」であると考えています。 日本学校歯科医会が推進する児童生徒の歯・口腔機能の健全育成の構築が、児童生徒の基本的生活習慣を育み、このことが生涯を通じたQ・O・Lを高めることに繋がります。


しかし、検診を手伝っているとまだ探針を歯面に対して垂直に刺している歯科医を

見ます。  

そのために学校歯科医は研修制度が設けられていますが、

私たちの住んでいる地域の歯科医1名しかお名前が載っていませんでした。

もちろんお名前を載せたくない歯科医もいらっしゃると思いますが。


歯科医師会でもう少し検診の統一をはかってもらいたいと。

ある養護の先生は「あの校医の先生はすぐCとかCOとか厳しいから

うちの学校だけ評価が低いの」と。


それは、検診基準の統一がないので校医の基準で

検診をなさっているわけで、間違いではないのです。


そのことから、昨年ちょっとした事が起きてしまいました。

それはまた明日