ご訪問、ありがとうございます♪
はちです。
(初めてお越しの方は、コチラ をご覧くださいませ(^-^))
先日お知らせしましたが、土曜日に「がくぶん総合教育センター」主催の「がくぶんフェスタ2010 第5回さし絵展」に参加してまいりました(*^▽^*)
感想が沢山あるので、「出展作品について」と「表彰式・懇親会について」と2回に分けてお伝えしようと思います。
今回は「出展作品について」です♪
こちらのさし絵展は、「がくぶん総合教育センター」の通信教育のひとつである「さし絵ライター養成講座」の修了生のみが参加しています。(わたしも今年修了しました♪)
さし絵展ではテーマが4つ出題されていて、その中から自由にテーマを選んで出展するようになっていました。
わたしが選んだテーマは
『時代小説のための単行本表紙』
※江戸時代を想定
※本のタイトルが入る部分を想定して空けておくこと
というもの。
それでわたしが作成したのが、今回掲載している絵になります。
「単行本の表紙」なので、本の中身を表現できていることが大前提になると思い、どんな内容の本だったら絵を描きやすいかをまず考えました。
自分の絵柄上、かたい内容は向いていないなと思ったので、「恋」がテーマの本のイメージでいこう!と決めました。
『好きな人のことを考えると、胸がつまってキュンとなる』
はいつの時代も同じだと思うので、そういう純愛ものの本の表紙として描きました。
(余談ですが、タイトルは右上に一文字「恋」と入っているイメージでした(^-^))
人物について
まじめでやさしい気の利く子、でも弱気…がベースのイメージです♪
(恋愛小説・マンガによくある主人公のパターン??)
髪の毛が1本頬に流れているのは、本当はそういうことに気がつく子なのに、恋をして気がそぞろになっていて、そこまで気がつかなくなっていることを表現したかったからです。
(以前、女形の役者さんが役でわざと髪の毛を乱れさせることについて、このように説明されていたのをTVで見たので、考え方をお借りしました)
背景や色について
本屋で本が平積みされているときに、目立つ事を考えてあの色味にしました。
赤が部分的に入っていると、沢山並んだ本の中でぱっと目がいくかな~となんとなく思ったので。
印刷された時に、ちょっとキラキラ光る紙に印刷されていて、背景の黄土色が金屏風のように光っていたら、更に時代小説っぽくていいな~と妄想していました( ´艸`)
(印刷紙のことを考え出すと、止まらないです。紙、好き☆)
…と、こういう背景があって、イラストができあがりました♪
このイラストは、光栄にも「特選・主婦と生活社賞」をいただきました!
まさか受賞するとは予想だにしていなかったので、知らせを聞いたときは本当にびっくりしました(@_@)
…緊張でガクブルだった(^▽^;)授賞式は、この後記事にしますね!
是非ご覧くださいませ♪
はちのつぶやき
審査員のプロのイラストレーターの方に感想をうかがったところ、
「背景の椿の花がもうちょっと大雑把でもよかったな~」
とのことでした。
映画のワンシーンのように、背景がはっきりしていなくてぼやけていることで主役の女性が引き立つもの…なのだそうです。
∑(゚Д゚)
本当に、その通りですね…(^▽^;)
背景をきっちり描き込みすぎると、見ている人の目線があっちこっちいってしまうそうなのです。
人物を丁寧に描いて、そこを見てもらうなら、背景は力を抜いた方がいいのですね!
勉強になりました!!
いい感想をいただけてよかったです(^∇^)