福田村事件 | 子どもの絵を永遠の想い出として残しませんか?

子どもの絵を永遠の想い出として残しませんか?

子どもの絵や写真をデザインして世界にひとつだけのオリジナルグッズづくりをしているイラストレーター“りゃん”のブログ

日本に到達した津波の被害は
出ていないのでしょうか。
最大40cm?
『日本は揺れが感じられないほどで
テレビやネットニュースをみてない人は
気付かず海岸沿いへ行ってしまう可能性があり…』
の呼びかけにゾッとした。
心配な人に連絡しそうになったけど、
安否確認最中にバッテリーが切れてしまったら?
と思うと(経験者)
いや、家族がちゃんと連絡してるはず!
と落ち着くしかなった。
フィリピンはどうなのか。
情報探しても現地当局「被害報告なし」
って記事はもう6時間も前のものだし。

チケットをいただいて、
先月この映画を観たばかり。




事件のことはうっすらと。
映画の公開情報で初めて名前を
知ったぐらいの知識しかなかった。
実は 時代が平成になった辺りから
こういう映画を観ることに躊躇がある。

画質のクリアさの影響なのか
CG頼りすぎ表現が原因なのか、
良くも悪くも
昭和時代のような ドスいものがない。
その分 “ 涙流させりゃ成功 ”
方向に持ってってる気が
どうしてもしてしまう。
重たい話を、深くズドンと
傷をつけるように投げつけて来る作品は、
残念ながら今後生まれないんじゃないかと
諦めてるところがある。
でも―
ポスターがとても美しくてくぎ付けになった。
映画の内容を知ってるから、
その裏にある悲しみがよぎって
よけい美しいと感じるんだということはわかっている。
ポスターに感じたその辛さの根源を
きちんと知っておかねばと思った。
映画が終わった瞬間。
虚無感やら悲しみやら疲労感やら
…なんとも言えない感情でしばらく呆然。
その空気感は私の周りだけじゃなく
場内一杯に充満してたから、

見知らぬ隣のあの人も
そのまた隣のあの人も
あの場にいたみながあの時、
同じ感覚になってたんじゃないかと思う。
こんな一体感なんて持ちたくない。
ホロコーストを生き抜いた
ある人の言葉を思い出した。

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 ここで起こったということは
 世界中のどこでも
 同じことが起こりうるということだ
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