逓増定期保険の名義変更について
保険の活用法として最も効果が高い
個人名義変更プランについて解説をします
特に逓増定期保険を名義変更すると非常に高い効果が得られます。
(課税をされずに個人へ利益をうつすことが可能です)
ではそれがどのような仕組みになっているのか解説いたします。
この方法は保険料を数回法人で支払ったのちに、
個人へ契約を売却するというプランです。
この数回というのが重要です
このプランのポイントは低解約返戻金タイプの逓増定期保険を使い、
解約返戻率が低い間に個人へ売却し、個人で保険料を支払った後に
高解約返戻率となった時に解約または払い済みをするというプランです。
このプランを使えば、法人は保険料払込期間中は半分損金ですが、
個人売却時に保険積立金より低い解約返戻金であれば、
差損が計上出来る為、トータルでは全額損金と同じ効果が得られます。
さらには、解約時の雑収入対策にもなりますので
かなり効果が高いプランとなります。
最大のポイントは低解約返戻率から通常返戻率へ
回復する時の差がどれほど大きいかという事です。
具体的数値例で解説します。
年 数 解約返戻率
1年目 0%
2年目 5%
3年目 20%
4年目 95%
イメージはこんな返戻率カーブを描く
逓増定期保険がベストです。
3年目の20%の返戻率という低い時に個人へ売却をして、
1年分の保険料を支払えば95%の返戻率になるというのが
このプランのメリットになります。。。
さらに言えば、平成20年2月28日付 法人税基本通達の一部改正により
支払保険料の半分しか損金で認められなくなりましたので、
個人売却時の返戻率が50%を切っている場合においては、売却損を計上する事が可能になります。
この処理をする事により、半分損金処理の逓増定期保険が
全額損金処理の逓増定期保険と同等の効果を生み出すことになります。。。
逓増定期保険を個人へ売却(移転)させる際には
売却(移転)時の解約返戻金相当額で評価します。
低解約返戻金特則付き逓増定期保険の場合、
帳簿上に上がっている保険積立金よりも解約返戻金が少なくなります。
この歪みを利用するのがこのプランです。
支払保険料が半分損金の場合、保険積立金としては50%が計上されています。
それに対して解約返戻金は低解約返戻金特則につき、
50%を割っているケースが多いですから
売却(移転)時にはその差を差損として計上する事が出来ます。
これが半分損金処理に変更となった現在の逓増定期保険のメリットになります。
これにより加入時から売却時までの通算で見ると
支払保険料が全額損金であったのと同等の効果が得られる訳です。。。
次に、個人に移転した逓増定期は一回分の保険料を支払い、
解約返戻金を引き上げます。
ただこの一回分の保険料をどう支払うかというポイントがあります。
何がポイントになるかと言うと
低解約返戻金特則付逓増定期保険の場合は、
特則期間が終了すると低解約ではなくなります。
低解約返戻金特則期間を終了したら
直後に解約返戻金は通常に戻ります。
例えば、低解約返戻金特則期間が4年の場合
4年を経過して1日を過ぎると一気に解約返戻金は戻ります。
この特性を使えば、個人に売却した後の逓増定期保険を月払いに払込方法を変更して
1月分だけ保険料を支払えば一気に解約返戻金を引き上げることが出来ます。
1月分の保険料支払にするメリットは単に個人負担を減らす効果があります。
個人負担が減れば投資効率はさらに上がりますので、ぜひ活用したい手法です。
ただ、低解約返戻金特則付逓増定期保険は
幾つかの保険会社だけの商品なので、
個人移転プランを契約する場合には、
その点もチェックしておくことをお勧めします。。。
おさらいですが、このプランを活用する場合に検討すべき項目は何点かあります。
1)低解約返戻金特則期間と終了後の返戻率の差が大きいか?
⇒この差が大きければ大きいほど
契約移転時に売却損が大きく計上出来る事と
個人買取の価格が安くて済みます。
2)売却後に1回分支払う保険料を月払いに変更出来るか?
⇒低解約返戻金特則付き出ないと
49ヶ月目の解約返戻率は立ち上がらないケースがあります。
3)1回分個人で支払った後に
払済終身保険へと移行出来るか?
⇒すぐに解約をしても良いですが
払済終身にして寝かしておくと解約時の税務が安心です
4)法人で最低何回支払う必要があるか?
⇒最短は3回から対応出来る保険会社もあります。
どのくらいの金額を個人へ移したいのか?
あとは保険料支払余力がどの程度あるのかによって変わってきます。
5)そもそもピーク時の解約返戻率は高いかどうか?
⇒忘れがちですが、やっぱり逓増定期保険として魅力ある
返戻率が確保出来るかどうかが一番重要ですよね。
以上の5点を踏まえて、私が一番お勧めの逓増定期保険は
マニュライフ生命ですね。
1)から5)のすべての項目をクリアーしております。
特に2)と4)は大きなポイントで
マスミューチュアル生命
はこの点が多くの経営者に支持を受けている要因だと思います。。。
あとはマスミューチュアル生命
とAIGスター生命も良い商品だと思います。
個人名義変更プランについて解説をします
特に逓増定期保険を名義変更すると非常に高い効果が得られます。
(課税をされずに個人へ利益をうつすことが可能です)
ではそれがどのような仕組みになっているのか解説いたします。
この方法は保険料を数回法人で支払ったのちに、
個人へ契約を売却するというプランです。
この数回というのが重要です
このプランのポイントは低解約返戻金タイプの逓増定期保険を使い、
解約返戻率が低い間に個人へ売却し、個人で保険料を支払った後に
高解約返戻率となった時に解約または払い済みをするというプランです。
このプランを使えば、法人は保険料払込期間中は半分損金ですが、
個人売却時に保険積立金より低い解約返戻金であれば、
差損が計上出来る為、トータルでは全額損金と同じ効果が得られます。
さらには、解約時の雑収入対策にもなりますので
かなり効果が高いプランとなります。
最大のポイントは低解約返戻率から通常返戻率へ
回復する時の差がどれほど大きいかという事です。
具体的数値例で解説します。
年 数 解約返戻率
1年目 0%
2年目 5%
3年目 20%
4年目 95%
イメージはこんな返戻率カーブを描く
逓増定期保険がベストです。
3年目の20%の返戻率という低い時に個人へ売却をして、
1年分の保険料を支払えば95%の返戻率になるというのが
このプランのメリットになります。。。
さらに言えば、平成20年2月28日付 法人税基本通達の一部改正により
支払保険料の半分しか損金で認められなくなりましたので、
個人売却時の返戻率が50%を切っている場合においては、売却損を計上する事が可能になります。
この処理をする事により、半分損金処理の逓増定期保険が
全額損金処理の逓増定期保険と同等の効果を生み出すことになります。。。
逓増定期保険を個人へ売却(移転)させる際には
売却(移転)時の解約返戻金相当額で評価します。
低解約返戻金特則付き逓増定期保険の場合、
帳簿上に上がっている保険積立金よりも解約返戻金が少なくなります。
この歪みを利用するのがこのプランです。
支払保険料が半分損金の場合、保険積立金としては50%が計上されています。
それに対して解約返戻金は低解約返戻金特則につき、
50%を割っているケースが多いですから
売却(移転)時にはその差を差損として計上する事が出来ます。
これが半分損金処理に変更となった現在の逓増定期保険のメリットになります。
これにより加入時から売却時までの通算で見ると
支払保険料が全額損金であったのと同等の効果が得られる訳です。。。
次に、個人に移転した逓増定期は一回分の保険料を支払い、
解約返戻金を引き上げます。
ただこの一回分の保険料をどう支払うかというポイントがあります。
何がポイントになるかと言うと
低解約返戻金特則付逓増定期保険の場合は、
特則期間が終了すると低解約ではなくなります。
低解約返戻金特則期間を終了したら
直後に解約返戻金は通常に戻ります。
例えば、低解約返戻金特則期間が4年の場合
4年を経過して1日を過ぎると一気に解約返戻金は戻ります。
この特性を使えば、個人に売却した後の逓増定期保険を月払いに払込方法を変更して
1月分だけ保険料を支払えば一気に解約返戻金を引き上げることが出来ます。
1月分の保険料支払にするメリットは単に個人負担を減らす効果があります。
個人負担が減れば投資効率はさらに上がりますので、ぜひ活用したい手法です。
ただ、低解約返戻金特則付逓増定期保険は
幾つかの保険会社だけの商品なので、
個人移転プランを契約する場合には、
その点もチェックしておくことをお勧めします。。。
おさらいですが、このプランを活用する場合に検討すべき項目は何点かあります。
1)低解約返戻金特則期間と終了後の返戻率の差が大きいか?
⇒この差が大きければ大きいほど
契約移転時に売却損が大きく計上出来る事と
個人買取の価格が安くて済みます。
2)売却後に1回分支払う保険料を月払いに変更出来るか?
⇒低解約返戻金特則付き出ないと
49ヶ月目の解約返戻率は立ち上がらないケースがあります。
3)1回分個人で支払った後に
払済終身保険へと移行出来るか?
⇒すぐに解約をしても良いですが
払済終身にして寝かしておくと解約時の税務が安心です
4)法人で最低何回支払う必要があるか?
⇒最短は3回から対応出来る保険会社もあります。
どのくらいの金額を個人へ移したいのか?
あとは保険料支払余力がどの程度あるのかによって変わってきます。
5)そもそもピーク時の解約返戻率は高いかどうか?
⇒忘れがちですが、やっぱり逓増定期保険として魅力ある
返戻率が確保出来るかどうかが一番重要ですよね。
以上の5点を踏まえて、私が一番お勧めの逓増定期保険は
マニュライフ生命ですね。
1)から5)のすべての項目をクリアーしております。
特に2)と4)は大きなポイントで
マスミューチュアル生命
はこの点が多くの経営者に支持を受けている要因だと思います。。。
あとはマスミューチュアル生命
とAIGスター生命も良い商品だと思います。