ｔｏｔｏ 首相「見直しを」

［読売新聞］
　小泉首相は７日の参院決算委員会で、
売り上げ不振が続くスポーツ振興くじ（サッカーくじ、ｔｏｔｏ）について、
「本当に役人の仕事かどうか見直さないといけない」と述べ、
将来的な業務撤退を含めて運営のあり方を見直す考えを表明した。
　小坂文部科学相は「この夏、秋までに何が何でも売り上げを上昇させる」と語り、
当面は売り上げの回復に努める方針を示した。
　ｔｏｔｏは、文科省所管の独立行政法人・日本スポーツ振興センターが運営している。
同センターが文科省の天下り先となっていることから、
「官業体質」への批判も出ている。

　結局、こうした法人に運営されると、本来の意義が失われてしまう。
ｔｏｔｏで集めた資金は、当初、スポーツ振興に役立てるはずだった。
しかし、いくら集めても役人の天下りをアシストするだけ。
そして、赤字体質を作り上げ、不足分を国から調達する。
毎度お馴染の構図である。
やはりＪリーグが直接運営すべきである。