最後の建築家と言われるルイス・カーン。偉業をなす男はその行動も規格外らしい。その顔には子供の頃の事故で大きな火傷の痕がある。火傷を負ったとき祖母はこれでこの子は強い子になると言ったそうだ。恐るべしユダヤ民族。(中傷ではなく)その死に様は多額の借金を背負い破産状態で、駅のトイレでのたれ死んだ。73才で。それも身元不明者として。これはカーンの愛人の子供、唯一の男の子であるナサニエルが約30年前に自分が10歳の時に死んだ父を探す旅である。フィリップ・ジョンソンはじめ多くの生前のルイスを知っている人に会い、父が設計した建物を訪ねる。
代表作であるソーク生物学研究所(ポリオワクチンを発明したソーク博士が特命でルイスに建築を依頼した)を訪ねて、ナサニエルが中庭でローラースケートをする場面がある。僕はナサニエルが初めて父のふところで父に見守られながら遊んでいるような気がしてとても好きなシーンです。
バングラデシュでは、現地の人が世界一貧しい国に世界一の国会議事堂を作ってくれたと泣いていた。これはルイス・カーンの業績を紹介する映画ではなく、父と子の物語です。多くの人に観て欲しい。
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20090604ddlk07040155000c.html

福島市腰浜町の福島成蹊中学校(本田哲朗校長)で、安土桃山時代の茶人、千利休(1522~1591年)ゆかりと言われる茶室の移築工事が行われている。9月下旬に完成予定で、千家の茶室がある学校は東北では珍しい。茶道の普及に一役買いそうだ。

 茶室は、同校を運営する福島成蹊学園の元理事長・故山田広助氏の同市御山の自宅にあり、07年の山田氏死去後に寄付された。茶室研究で有名な建築家の故堀口捨己(すてみ)氏(1895~1984年)の設計で、建築時期は不明。

 床の間には、千利休の養子の千少庵(せんのしょうあん)(1546~1614年)が江戸時代に建築した茶室の柱を使用していると伝えられている。木造平屋瓦ぶきで、床面積は93平方メートル。14畳と6畳、4畳半の3部屋ある。

 同校は年2回の茶道の授業などで使う予定。高橋幸七事務局長は「礼儀や書道など日本文化を総合的に学べる。国際世界で活躍する人材となるためにも自国の文化を学んでほしい」と話している。

 10月20日には千玄室(せんのげんしつ)・茶道裏千家前家元の記念講演や茶室の名を揮毫(きごう)した「扁額(へんがく)」を除幕する「茶室披(ひら)き」を行う。【今村茜】
http://www.afpbb.com/fashion/4225907

【6月4日 AFP】フランスの実業家、フランソワ・ピノー(Francois
Pinault)氏が率いる財団が手掛けた新しい現代美術館「プンタ・デラ・ドガーナ(Punta della
Dogana)」がベネチア(Venice)に完成し、3日に報道陣向けの内覧会が行われた。税関として使用されていた17世紀の建物を改装したもので、設計は建築家の安藤忠雄(Tadao
Ando)氏が担当した。(c)AFP
【クアラトレンガヌ】 2日午前9時ごろ、トレンガヌ州ゴン・バダクにあるスルタン・ミザン・ザイナル・アビディン・スタジアムの東ウィングの屋根が突然崩落した。当時、約19
人の労働者がスタジアムの清掃などをしていたが、けが人は出なかった。屋根部分の60%が崩壊し、メイン・エントランスや表彰台、客席などに大きな被害が出た。被害総額は2,500万リンギに上るという。3日に、公立高等教育機関によるスポーツイベントが開催される予定だった。
同スタジアムはゴン・バダク・スポーツ・コンプレックスの一部で、トレンガヌ州が所有。
3億リンギをかけて建設され、昨年5月10日に正式オープン。マレー半島東海岸地域最大のスタジアムで、アジアで初めて屋根部分が柱で支えられていないスタジアムだという。収容人数は5万人で、昨年5月のスポーツ・イベント「第12回マレーシアン・ゲームズ(SUKMA)」の会場にもなった。当初の建設費は2億5,000万リンギだったが、建設材料価格の高騰などを受け、3億リンギに膨張したという。
シャジマン・アブ・マンソル公共事業相は、建設業開発局(CIDB)が特別チームを結成し、崩落事故の原因究明を行うとコメント。今のところは建設業者を含め、責任の所在に言及す
ることは避けると述べた。その上で、スタジアムは昨年完成したばかりで2年間の保証期間にあるため、建設業者が補修工事の費用を負担することになるだろうと述べた。また、7人の死者を出したセランゴール州ペタリンジャヤの「ジャヤ・ショッピング・センター」の解体工事中の崩落事故(5月28日発生)に触れ、マレーシアの建築物が安全でないと世界に知らしめることになったと相次ぐ崩落事故に遺憾の意を表明した。
トレンガヌ州のアフマド・サイド首相は建築家やエンジニアなどの協力を得て事故の原因究明を行うとコメント。スタジアム建設がSUKMAの開催時期に合わせるために無理に早められたのがずさん工事、崩落に繋がったのではという質問に対しては、公共事業局(PWD)からスポーツ・ゲームの開催許可を得た上でのSUKMA
開催だったと述べるに留まった。
汚職摘発委員会(MACC)のトレンガヌ支部長、アフマド・サブリ・フシン氏は2日午後、崩落現場を訪れ、ずさん工事の可能性や州政府幹部からの工事早期完了に対する圧力などがなかったかどうか慎重に捜査すると述べた。
スタジアムの建設を担当したのは▽ビナ・ストラクトゥル▽エマルコン▽ゲンガム・メルキュー▽コンソーシアム・プロテック▽AZMエンジニアーズ▽サニバフリ・アーキテック▽MAAアソシエーツ--。

(ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・スター、6月3日、ザ・サン、ベルナマ通信、6月2日)
建築家の腹 痛-20090602121621_01_400[1].jpg
http://trend.gyao.jp/feed_list/walkerplus/entry-184748.html

機動戦士ガンダム、パフィーなどさまざまなコラボTシャツを発表してきたユニクロのTシャツブランド、『UT』が、なんとあの建築家・安藤忠雄や坂本龍一率いるcommonsがデザインしたTシャツを販売するという。収益のすべてをUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)への寄付と難民支援活動に充てるという「UT×UNHCRチャリティープロジェクト」がそれだ。
他の写真も見る: その他のTシャツ画像はコチラ!安藤忠雄デザインのTシャツ
ほかの参加アーティストも豪華な顔ぶれだ。シンガーソングライターの小田和正、現代美術家のイチハラヒロコなど総勢8組の錚々たるアーティストがこのプロジェクトに賛同。それぞれ“未来・自由・夢”の言葉をキーワードにデザインしてチャリティーTシャツが完成した。
各アーティストのコメントにも、このイベントへの想いが現れている。「地球は一つ。これは私達全員の問題」と言う安藤忠雄。「日本のように自由な国に住むわれわれは、難民を助ける義務がある」と叫ぶcommonsの坂本龍一。「できることは山ほどある」とは、現代美術家のイチハラヒロコの言葉。10年来の関係で、UNHCRの活動に「継続して向き合っていきたい」と言う小田和正。自らも迫害を逃れて来日した過去のあるファッションデザイナー、渋谷ザニーは「人すべてが愛する人と共に、今を生きることが共通の幸せ」だと訴える。
6/8(月)から販売される今回のTシャツはメンズ4柄、レディス5柄で各1500円。新宿西口店、銀座店など大型店を中心に国内62店舗で販売される。頭ではわかっていても、なかなか行動に移せないのが慈善活動。しかしこのTシャツは“おしゃれをしながら気軽に”チャリティ活動に参加できるのが魅力だ。照れずに踏み出せる第1歩として、活動に参加してみては?【東京ウォーカー】