こんにちは、小太郎です。
「記憶」という脳の作業は、
目が覚めている間はずっと行われています。
朝食を食べているとき
電車に乗っているとき
人と話しているとき
勉強をしているとき
何かを見たり聞いたりする度に、
脳は情報を受け入れているのです。
そして、次から次へと、
目や耳から情報が入ってくる状態では、
「記憶の衝突」という現象が起こります。
この現象は、意識的に防ぐことが出来ません。
でも、脳に入ってくる情報が、
少なくなっている時間帯もあります。
いったい、一日の生活の中で、
脳に入る情報量が少ない時はいつなのでしょう?
それは、「起床後と就寝前」です。
起床後は、
直前まで情報の供給が止まっています。
就寝前は、
その後に入る情報がありません。
なので、この2つの時間帯に勉強することが、
知識を効率良く記憶するのに適しているのです。
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ゴールデンタイム記憶法
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この方法は、
就寝前⇒新しいことを勉強
起床後⇒就寝前に覚えたことを復習
といったサイクルで行います。
■ステップ1:就寝前に新しいことを覚える。
まず、勉強後すぐに、
就寝できる状態を作ります。
歯磨きも目覚ましのセットも、
終わらせておいて下さい。
勉強する量は、
多過ぎないほうが良いでしょう。
私は20~30分程度で、
覚えられる量にしています。
■ステップ2:就寝前に覚えたことを復習する。
起床直後は頭が冴えていないので、
軽くストレッチ運動をしながら、
目を覚まさせていきます。
このとき、就寝前に覚えたことを、
頭の中で思い出していって下さい。
脳の準備運動をすることが出来ます。
そして、完全に目が覚めたら、
本格的に復習をしていって下さい。
この方法の良いところは、
睡眠中の「レム睡眠」と呼ばれる時間帯に、
脳が記憶を勝手に整理していてくれるところです。
シンプル過ぎて、
拍子抜けするかもしれませんが、
意外に使える方法だと私は思っています。
是非、試してみて下さい。
それでは、今日はこの辺で。