2009年の独立年に「今できることを重ねていこう」という意図で始めたアメブロでしたが、4年たつ間にtwitterやfacebookの方に重点が移っていき、すっかり「放置」状態になっていました。


もともとは、2004年頃から「文章を書くことに慣れる」「自分を表現する」「言葉になりにくい感覚的なものを言語化する」という目的で断続的にやってきたブログ。その目的はまだまだ達成されたとは言い難く、道半ばです。


ただ、この4年で自分のあり方というか、よってたつところは大分変ってきました。ですので、いったん新しいブログに移行して、しきりなおしてまた、初心を思い出しながら自分なりの思考と感じたことの断片を形にすることに、チャレンジしていきたいと思います。

新しいブログはこちらです↓↓↓
http://ameblo.jp/curiousstories/


2012年最後の今日は、片付け、ふりかえり、お風呂、夜ご飯づくりをして過ごします。
ではではみなさま、よいお年を。

今年は、博多、京都、大阪、名古屋と、いろいろなところでワークショップを開催させていただいています。


これまで活動を続けてきたワールドカフェももちろんですが、今年は「ストーリーテリング・ワークショップ」をメインにやっています。


私自身の中で、大切に思っている、自分の活動の原点にある価値を、実感していただけるワークショップと自負しているからです。


具体的に何をするかというと、AIのハイポイントインタビューを参考にしながらアレンジした方法で、参加者それぞれの方のストーリーを共有するのですが、


他者に自分の体験を語る

 ↓

他者がしっかり耳を傾けて聴いてくれる

 ↓

他者の話を、しっかり耳を傾けて聴く

 ↓

他者のストーリーをライティングして、相手にプレゼントする

 ↓

他者のストーリーを心をこめて読む

 ↓

他者が自分の話した内容を、ストーリーにまとめて読んでくれる

 ↓

複数のストーリーを小グループで共有することで、オープンな雰囲気と共感が醸成されていく


というプロセスを通して、自分自身の価値観やエネルギーの源泉の再確認や、他者からの承認、カタルシス、いろんなことが起こるのです。


なかなか言葉にしてお伝えするのは難しいものではあるのですが、以前参加された方々の声から、その雰囲気を感じていただければと思います。



●ストーリーにすることで、心に残る。頭ではなく心にすっとしみこむという体験ができ、大きな気づきが得られた気がします。人には語るストーリーがある。それを共有することで新しい気づきがある。良い意味の連鎖になっていく気がしました。(匿名)


●感動というものは、まったく知らない人をつなげたり、動かしたり、充実させたりするんだなあと改めて実感できました。(匿名)


●短い時間の中でしたが、人が語り合うことが大きな意味と力を持っていることを実感できました。仕事のことで少しあきらめていたことをまた挑戦してみようと思うきっかけになりました。(匿名)


●感動によって人は動くということはよく知られていますが、それにとどまらず、それを共有する場ができると共感が生まれ、本質的な組織づくりにつながるという実感をすることができました。(内山雅人さん)


●自分の仕事を客観的に振り返ることができるとともに、それを聞き手がフィードバックしてくれる作業が、これからの仕事への取り組みに大きな力になる気がした。(匿名)


●すべての人に感動のストーリーがあり、そのストーリーの中に人生を生きるヒント、幸せになるヒントが隠されていることに気づけました。(金森正治さん)


●インタビュアーの方にしていただいた質問によって、自分は人との関わりの中の何に喜びを持っているのか、自分の大事にしている価値を再認識できました。(匿名)


●人は人を通して自分を知る生き物だと、改めて実感しました。(匿名)


●感動という感情の持つパワーは、互いをオープンマインドにさせる。短い時間にも関わらず、グループ内の距離が近づいた。(和泉浩宣さん)


●私は人に何を提供しているのか、付加価値とは何か、を考えるきっかけとなりました。(匿名)


●今日の体験は、人の温かさ、自分の軸を感じられるものでした。自分の体験を他者の言葉で改めて聞くこの新鮮さが、とても印象深かったです。(匿名)


こんな雰囲気を、組織内で、地域で、広げていきたい。

今年はその下地づくりです。


来週9月12日(水)は名古屋での開催。お近くの方、ぜひ一度あそびにいらしてください。
http://world-cafe.net/2012/07/-912.html

パーソナルクレド作家の冨永のむ子さんに、つくっていただいたパーソナルクレド。

そのクレドに恥じない生き方をしたいと思うのです。

http://ameblo.jp/soullifelabserendip/entry-11268634838.html


自分の泉は今、澄んでいるか。

透明なあり方でその人をうつしだせているか。


言葉を熟すことのできない自分に、

ときとして落ち込むこともあるけれど、

そんなときこそここに戻ってくる。



*****



「灰色の男たち」が奪った時間を
人々に取り返した小さな女の子が、
その後どうしているかご存じですか?


イマジネーションと勇気で、
時間泥棒に打ち勝った女の子は、


時空を超え、極東の島国に舞い降り、
小さな泉にその姿を変えました。


鳥のさえずりと木々のざわめきだけが聞こえる
深い深い森の中、

流れる雲と青い空を映し
透明な青い光を放つ鏡のような泉。

訪れる人の話に
泉はじいっと耳を澄ませます。



たくさんの本を読み聞かせてくれる人もいました。

実はあんまり興味が湧かないお喋りを
繰り返す人もいました。


側にいてくれると思っていた人が、
いなくなってしまったこともありました。

泉が最初から透明だったわけではありません。

私は何も持っていないと、
湧水を増やそうとした時間もありました。

もっと早くたくさん、
という想いに駆られることもありました。


どうやらそれは灰色の男たちの燃えカスによる、
ささやかな抵抗でもあるようですが・・。

そうやって時が流れていく中で、

濁りなく湧きあがるままにと、
心静かに澄み渡るようになりました。

静まりかえった鏡のような泉に、
人々のありのままが映し出されます。

気づいた自分の心を分かち合おうと対話する人。

映し出された自らの存在意義に涙し奮起する人。

ただ心静かに風が水面(みなも)を滑る音を聴く人。

思い思いに泉とふれあいながら、
清らかさそのものであるかのような、
泉の輝きを受け取った瞬間に、

心の中に潜む灰色の男たちの燃えカスの一切が消え、
誰もが、人生は素晴らしい喜びに満ちていると
感じ始めるのでした。


$自分探しはもう終わり!生きているのが楽しくてたまらない自分の神話を生きるサポート、



そういえば、泉が小さな女の子だった頃に、
時の賢者がこんなことを言っていましたっけ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

星の言葉を話すためには、
まず言葉を熟さなくてはいけない。

ほんとうにそうしたいのならば、
待つこともできなくてはいけないね。

地球が太陽をひとめぐりする間、
土の中で眠って芽を出す日を待っている
タネのように待つことだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

$自分探しはもう終わり!生きているのが楽しくてたまらない自分の神話を生きるサポート、

小さな女の子だった時にはわからなかった
時の賢者の言葉の意味、

それは、

大切なことはみな、
時空を超えて静かに流れていくということ。
その流れと共にあるために、
心を澄ませているだけだということ。

真理は教えるものでなく、
感じとるもの。

エゴを手放し、心を澄ませさえすれば、

おのずから灰色の男は消えていく

泉にできるのはただ、
限りなく透明であること。

泉が輝き続けることで、
世界は偽りなく生きる
豊かな時間が流れるようになる。

・・・・・・・・

澄み渡った泉に、
白い雲と青空が映し出される。

透明でやわらかな光が世界を優しく包む。

泉はいつも、静かに濁りなく、
深いみどりの中にある。

真理の泉 大前みどりさん 
それがあなたです。


2012年5月14日 
その透明な在り方に心を動かされて 冨永のむ子

2週間後に第5回フロー・シンポジウムの開催がせまってきました。

企画者として、そもそもどうしてこの講師の方々にお願いしたのか、

自分の中の原点を考えてみました。

自分自身が、フローをテーマに活動を始めたのは、2009年からですが、

そのもっと前、小さい子供二人を育てながらの会社員時代(テクニカル

ライターをしていました)にその萌芽があります。


終電までの残業、休日出勤は当たり前の毎日。口から出てくるのは

会社や上司やお取引先への愚痴。これ以上自分の仕事が増えないように、

これ以上自分が責任を負わないようにと、保身が優先し、主体性も

相互支援も生まれにくい職場環境。メンタルや身体をの調子を崩して休む人、

やめていく人。

そんな中で自分を支えていたのは何か、とあらためて振り返ってみると、

「今までできなかったことができるようになる自分の成長」、「やり遂げたとき

の爽快感」、「プロジェクトが無事に完了したときの、関わった方々との喜び

の共有」でした。ただし、いつもいつもそんな体験ができるわけではありません。

いったいどうしたら仕事がやりがいや楽しみに満ちたものになるんだろう?

いつもそんな楽しさや喜びに満ちた仕事ができたら、仕事の不満やつらさも、

減っていくんだろうに。

そんなときに出会ったのが、チクセントミハイ博士の『フロー体験 喜びの現象学』

という本でした。自分が何気なく感じていたことが、こうやって研究されて本に

書かれているという喜びで、共感する文章が出てくるたびに赤線を引き、

何度も本を閉じて胸に抱きしめながら読みました。


自分の人生の責任が自分自身にあるとしたら、まずは自分がフローにみちた仕事、

フローにみちた人生を送りたい。そして、一人でも多くの人が、そんな充実した

人生を送ることができたらいいのに。


そんな純粋な思いが自分の活動の原点にあります。

それから7年近くたちました。

いろいろな勉強や経験や挑戦をしてきて、まだまだどこかに達したわけでも、

何かを得たわけでもない自分がいますが、チクセントミハイ博士が


「生きるに値する人生とはどういうものか?」


と問われているように、まずは自分自身が真摯にその問いに向き合い続けて

いたいと思っています。

今回の、第5回フロー・シンポジウムに登壇をお願いした3人の講師の方々は、

そういう人生の問いに、私なんかよりももっと長く、もっと深く向き合い続け、

そしてたくさんの実践を重ねてこられた方々です。学問的にも、ビジネスという

文脈の中での実践という意味でも、この方々からもっと学びたい!と思った方々。

そして、私にとって自分自身の人生の方向を決定づけたのが、天外伺郎さん。

自分が自分を生きにくくさせているという構造に気づき、自分に向き合い続ける

ということ。「存在のマネジメント」をリアルで体現されていること。

そういう言葉になりにくい「ふわふわっとした」部分でしっかりと、でも着実に、

私に学びと成長と挑戦の機会を与えてくれていると思っています。

そんな4名の方にお話いただきながら、同じように「人と組織の可能性をもっと

もっと高めたい、開きたい」と思って参加くださる方々と、テーマについて探求

していくその時間と場こそが、独善的ではありますが私にとっては生きる喜び

や楽しみを感じられる「フロー体験」なのだと思うのです。

宣伝というよりは、自分の想いの整理でした(^^)

そんな時間を一緒に経験してみようかな!と思われた方はぜひ。

3月17日(土)第5回フロー・シンポジウム Flow the World Vol.5

「時代の変化にあわせた新しい組織づくり」

http://bit.ly/w0QFFw

次回の開催は難しいであろう、貴重な機会が実現しました。移動や食事の時間なども含め、講師のお二人の考え方や自然体のあり方に触れていただけますし、定員も少なめなので、実際のご自身の経営や組織運営についてもご意見をいただけるのはまさに貴重な機会。ぜひご検討ください。


10/5(水)~10/6(木) フロー経営の旅 第3弾
天外伺朗さんと行く「ネッツトヨタ南国」見学ツアー

一人ひとりが働く喜びを実感しながら、自発性とチーム力を発揮して、お客様の満足を最大限に高めているネッツトヨタ南国。トヨタ系ディーラーで11年連続顧客満足度№1の秘密はその社員の現場力にあります。今回のフロー経営の旅は、天外伺朗さんとともにそんなネッツトヨタ南国を訪ね、人と組織の力が最大限に発揮される秘密にせまります。天外伺朗さん、横田英毅さんの講義、参加者との交流や質疑応答の時間もたっぷり設けた2日間のツアーです。


【講師プロフィール】

天外 伺朗(てんげ・しろう)氏

元ソニー上席常務。工学博士(東北大学)。1964年、東京工業大学電子工学科卒。ソニーに42年余勤務。その間、CD、ワークステーションNEWS、犬型ロボットAIBOなどの開発を主導。また、脳科学と人工知能を統合した新しい学問「インテリジェンス・ダイナミクス」を提唱した。現在は病院に代わる「ホロトロピック・センター」の設立推進など医療改革や、企業経営者のための「天外塾」を開いて経営改革に取り組むほか、教育改革へも手を拡げている。著書に『経営者の運力』『非常識経営の夜明け』『マネジメント革命』『GNHへ』『教育の完全自由化宣言!』『運命の法則』など多数。


横田 英毅(よこた・ひでき)氏

1917年より続く西山グループ (系列企業22 社 1財団法人、総資本金14億円、総資本600億円) の資本家の一員として、現在はネッツトヨタ南国㈱、愛媛トヨタ自動車㈱、西山合名㈱、㈱トヨタレンタリース西四国、四国車体工業㈱などの代表取締役を務める。 とりわけネッツトヨタ南国では、経営トップとして 1980 年にトヨタビスタ高知(現ネッツトヨタ南国)を設立し、経営における重要テーマと考えた 「人材」 の問題に取り組むべく、発足からの10年は自ら採用担当 として数多くの学生と面談、現在の経営幹部 の採用実務に携わった。以降、同社、同グループにおける人材問題のみならず、高知県産業界の人材にまつわる問題解決にあたるべく、「土佐経済同友会(2000年~2004年)」「高知県パワーカンパニー会議」「高知県経営品質協議会」などの代表幹事、高知県教育委員会が主導する「土佐の教育改革」委員などを務めながら「人づくり」に関する様々な提言をおこなっている。2009年~ 高知工科大学客員教授


【開催概要】

■日程: 2011年10月5日(水)~10月6日(木)

■集合時間: 10月5日(水)15:30 (16:00より講演会スタート)

■解散時間: 10月6日(木)17:00

■集合場所: コンフォートホテル高知駅前 会議室(JR高知駅 徒歩3分)  
       http://www.choice-hotels.jp/cfkochi/gallery.html
       高知県高知市北本町2丁目2-12  Tel 088-883-1441

■定員: 20名 (最少催行人数 10名)

■申込み締切: 2011年9月27日(火) ※先着順。定員になり次第締切いたします。

■対象: フロー経営に興味のある経営者、企業のマネージャー、リーダー、社員、起業家の方などどなたでも

■行程: ※変更になる場合があります。

<10月5日(水)>
 15:30 現地集合(コンフォートホテル高知駅前)
 16:00 横田英毅氏、天外伺朗氏講演会
 18:00 講演会終了、名刺交換など交流タイム
 19:00 移動後、講師を囲んでの懇親会
 22:00 解散

<10月6日(木)>
 9:00 各自ホテルより集合場所(高知パレスホテルを予定)へ
 9:10 出発
 9:30 フロー経営勉強会 ネッツトヨタ南国会議室にて
    (地元高知の経営者と共に天外氏、横田氏を囲んで座談会形式)
 12:00 昼食
 13:00 ネッツトヨタ南国見学(横田氏講義、ショールーム見学、質疑応答)
 17:00 終了(現地または高知龍馬空港にて解散)


■参加費: 88,000円(税込)

 ◇参加費に含まれるもの
  1日目…講演会参加費、懇親会会費
  2日目…勉強会参加費、昼食代、ネッツトヨタ南国見学参加費、貸切バス移動費

 ◇参加費に含まれないもの 
  往復の航空券代、1日目の会場までの移動費、宿泊費、2日目の朝食代
   ※航空券、宿泊ホテルは、恐れ入りますが各自でご手配をお願いいたします。
   ※出発地により飛行機の到着時刻が異なるため、1日目の会場までの移動は各自で
    行ってください。高知龍馬空港より高知駅まではバスで40分ほどです。

 ◇キャンセル規定 
  お申し込み後、お客様の都合によりキャンセルされた場合、下記のキャンセル料金がかかります。
  14日前まで・・・・・無料
  13日前~8日前・・・・・参加費の25%
  7日前~3日前・・・・・参加費の50%
  2日前~当日、開催後・・・・・参加費の100%


■航空券、宿泊のご予約:
各自お早目にご手配ください。下記にて、一泊朝食付きで30,000円前後です。
 ◇ANAダイナミック・パッケージ http://www.ana.co.jp/domtour/dp/
 ◇JALダイナミック・パッケージ http://www.jal.co.jp/domtour/jaldp/

■主催: フロー・インスティテュート

■協賛・協力: ネッツトヨタ南国、ビスタワークス研究所、土佐経済同友会、
        高知県経営品質協議会、四国管財株式会社

【詳細・お申込み】
http://bit.ly/pNC0Bx