則枝千絵さん率いる舞踊団バリアージBaliasiの講演に行ってきました。
バリアージはバレー、コンテンポラリーダンスとバリ舞踊から生み出されたオリジナル舞踊。
その舞台は、舞踊・衣装・照明で視覚を、音楽で聴覚と触覚を、アロマで嗅覚をフルに感覚を刺激し、非日常へ誘う。
身を任せると、初めてなのに懐かしい、来たかったもはここだった、と思わせる不思議な感覚に癒される。
今回の公演は、“夜の夢/夜の木”と題されたパフォーマンス。

杉のアロマでお出迎えされた旧小学校の会場

第1部は、フィリップ・グラス風のミニマリズムの音楽にのって、漆黒の衣装とたっぷりとした布で一体とした、ダンサーの群舞
“夜がやってくる(Nana, Momoa, Hinaho, Mio, Misaki, Asuka, Kazumi, Sufa)”のオープニングから。
“まっくら森の烏(Nana, Momoa, Hinaho, Mio, Misaki)
“夢の住人(Chie)”
“悪夢(Momoa, Hinaho)”
“だあれ?(Kazumi, Sufa)”
“影”(Misaki, Asuka)“
“深い眠り(Hinaho, Asuka, Kazumi)”
“夢の狭間(Nana, Momoa, Chie)”
“夜明けの夢(Nana, Momoa, Hinaho, Mio, Misaki, Asuka, Kazumi, Sufa)”

第2部は、チェロ奏者が舞台奥に位置し伴奏で
バッハの無伴奏チェロ組曲1番から“メヌエット(Chie Narita)”
クラシカルでかつ大胆に低音を響かせ会場を包むチェロに導かれて“夜の木”の開幕
“夜を乗せた船(Momoa)”
一転、ピッチカートや胴の部分でリズムを刻んだり、ヴォーカルを交えたコンテラポリーな奏法とモダンバレーの技巧が楽しめる振り付け。樹上のアラベスクに釘付け。
“スカボローフェア(Mio)”
真夏の夜の夢のパックを思わせる衣装で森の妖精が幻想へと導く。
“ホシワタリドリ(Nana)”
“黒い瞳(Sufa)”
“夜の木(Chie)”
フィナーレは辺りを包み込むような白い衣装でChieさんの圧巻のパフォーマンス。

ライティング、漆黒と白の衣装でダンサー自身が影絵のように、光と闇が対立し融合する。
光と闇が夜に抱かれ、この世とあの世が共存する能の世界観のように、夢と現が入れ替わり現れる。

“夜はエロスの差配により闇と契り光を生み出した。(創世記、ギリシャ神話)”

夜と闇は光を生み、母なる森になる。

贅沢で素敵な時間を過ごしました。
バリアージから目が離せません


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虎白 神楽坂

テーマ:
久しぶりにお気に入り虎白へ
今年、ミシュランの3つ星を取ってから、ますます予約が取れなくなってしまいましたが、2ヶ月前に予約して伺いました。

いつも予想を超えて、クリエイティブなお皿で期待に応えてくれるおまかせコース。

甘鯛の松かさ揚げ、万願寺唐辛子の天ぷら
薄い鱗はカリカリで繊細な食感に、身はふっくらでプリップリに揚げてあり甘鯛の繊細な味わいとのコンビ。

蒸し鮑の肝出汁の葛きりかけ
ふっくら柔らかに蒸しあげられた鮑はびっくりする食感と、肝の出汁を屑きりで纏わせて鮑を堪能。

のど黒の炭火焼、もち米にのせて
脂ののった焼いたのど黒を蒸したもち米の上にのせて身と脂を別々に。のど黒の旨みが際立っていました

穴子のしんじょ、穴子だしで
出汁、醤油を極力抑えて、穴子の味を際立させて。時間がたつとしんじょうからの旨みが染み出して変化を楽しめました。

太刀魚の藁火の炙りのお造り、土佐酢のジュレ
肉厚の太刀魚を藁の炎で炙って香りをつけ、表面を僅かに火を通して複雑な食感を演出。旨みを土佐酢でさっぱりと。
金目鯛の炭火焼、しいたけ焼きと
牛肉のしゃぶしゃぶ黒胡椒餡かけ、蓮根の白和え
シャキシャキした蓮根の食感も楽しめる白和えと、僅かに火を通した赤みの牛肉に黒胡椒と出汁の餡で

稚鮎のスープ
稚鮎を素揚げにして、スープ仕立て


桜えびの炊き込みご飯
たっぷりの桜えびを炊き込みご飯。丁寧な下ごしらえで、歯触りがやさしい炊き込みご飯

抹茶のムース、屑きり、ブランデーのグラニテ、黒蜜、松の実

和食のコースでありがちな、どんなに素材を活かした料理でも一皿一皿は感動するもののコース通しての印象はお出汁とお醤油。。。
この日のコースは出汁・醤油を極力抑えたお皿も組み合わせ、決して単調な印象では終わらせない、素晴らしいお料理でした。

接客も素晴らしく、質問にも的確に応えていただけます。みんなで試食して説明できるように準備するそう。
最後の料理長のお見送りまで含めた、エンターテイメント。
すばらしい夜でした。

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軽井沢星野リゾートの近く、湯川のほとりに作られた、ハレニレテラス。
ウッドデッキを張ってショップやレストラン、カフェ、おなじみの沢村のパン、丸山のコーヒー、永井農場のジェラードなどが集まった小さなテラス。


お蕎麦屋さんは旧軽に本店がある川上庵が入っています。
春楡の木々に囲まれ、川辺にテラス席も配された落ち着いたお店。

香りの強いそばと、カツオの強いかえしのつけ汁、鴨焼きでゆっくりとランチタイムを過ごしました。。


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