◇アメジスト(紫水晶)◇

$QUINZE NITS-アメジスト


・モース硬度 7
(モース硬度とは石の傷つき安さの度合い。もっとも硬いといわれるダイヤは10です)

今回ちょっと長いですよ^^;
前にも書いたことのあるお話なのですが・・・


以前、お客様にご質問いただいたわけですよ。

「復縁とかのブレスで、アメジストは冷静にするって書いてありますけど
 他のサイトでは、大人の恋愛とか、官能的とか恋愛用の石になってますけど?」


つーような、そんなご質問ですね。


まず、それにお答えする前にアメジストの伝説から…
ギリシャ神話の世界のお話です。

バッカスという、お酒の神様がおりました。
バッカス神は、宴で程よく(あたしはそれ以上だったと思うんだが…)お酒が回り、
気持ちよ~くなった勢いで、自分のお供のピューマ(虎という説もあり)に、最初に自分の前をとおった人を襲わせようというイケナイ遊びを企ててしまったのですね。

で、運悪くそこを通りかかったのが
月の女神につかえていた美少女アメジストちゃん。
バッカスがピューマにアメジストを襲わせようとしたその時

自分の可愛い女官の危機を察知した月の女神が、アメジストちゃんを透明の水晶に変身させて助けたのです。(・・・ホントに助かったのか?)

そして、自分のせいで水晶にされてしまったアメジストを見たバッカス神は
その水晶に、持っていたぶどう酒を注ぎ、
己の罪というか、愚かな行為を恥じてもう二度と馬鹿なことはしないと誓ったのです。
ぶどう酒を注がれた水晶は、綺麗な紫色に染まり、今日世に広まっているアメジストとなったということです。

・・・というわけで、ですね。
命は助かったけど、水晶になっちゃったってのはどうなのよと思いつつ。
元に戻せなかったのかしら?という疑問も残りつつ話を進めます。

まぁ、この伝説からいうとですね、
狂気をいさめるというか、冷静にさせる石ということになるわけです。

で、ついでに言うと、持っていると二日酔いにならない石ともいわれてますし
転じて、禁酒・禁煙の石ともなっているわけですね。
(禁酒はともかく、禁煙の効果は試してないからわかんない…)

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◇効果◇

アメジストの主な効果は、これもまた、恋愛の成就と言われています。
ただ、この場合は、落ち着きのある関係=結婚を望む方に向いているのではないかなといったところ。

そもそも、アメジストの効果は恋愛だけではない、人間同士の絆を深めるところに働きかけます。
アメジスト単体だと、どうしても、恋愛の甘さに欠けるので、
やはり、王道のローズクォーツと組み合わせるのがよろしいのでは?

さらに、個別の効果として
冷静さを与えるですとか、霊感・直観力を養うなどなどあります。

一説では、魔除けの効果もあるとか。
香としては、濃い紫のモノであれば魔除け効果もありだとは思っておりますが
薄い色のは、魔除けにはイマイチなようです。




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で、効果のうちの恋愛についてなんですけどね。

恋愛の石は、クォーツ(水晶)ファミリーの中ではローズクォーツだと思います。
でも、それは単なるおこちゃまの恋愛とも言える
「ただただ、好き。思いを伝えたい。両思いになりたい。一緒にいたい」
それだけのものだと、わたしは思います。

ただ、それって恋愛の基本だから、絶対的に必要な感情だよね。
でも、大人な恋愛のためには、それだけじゃダメだと思います。

パワーストーンというのは、組み合わせることによって、その効果を増していくものだと思います。

で、アメジストの場合。
ローズクォーツと組み合わせることで、甘いだけの恋愛ではなく
相手を冷静に見極める目を持たせてくれます。
結婚相手としてふさわしいか相手を見るとか、
自分の行動を見直したりとかできるわけですね。

なので、大人の恋愛(持続させること含む)をするには、アメジストを入れたほうがいいというわけです。

インカローズもその点、効果的なんだけども
こちらは、ある意味体の関係をもった大人の関係(しかもラブラブ度高しw)という意味合いで使っています。
やっぱり、結婚に向けた恋愛としては、ちょっとアメジスト入れたほうがいいかなーとも思いますけどね。

アメジストの官能的・・というのは、お酒の逸話があるところから
大人な恋愛・・という意味が取られたのだと思っています。

でも、アメジストの語源って、ギリシャ語の
「amethustos(酔わせない)」という言葉からきてるっていうから
相手をとりこにしちゃう意味での官能なら
相手を酔わせるためには、自分が冷静でいなきゃならないから、有効かもしれないよね




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◇浄化方法◇

アメジストも、クリスタルの仲間ではあるのですが・・・・
鉄が珪素に置き換わることで紫色がでるそう。

紫外線に当たることで、退色します。
ですので、せっかく濃いアメジストを手に入れても、日光浴をさせすぎると、
薄いアメジストに変化しちゃうのですね^^;

ですので、日光浴よりは、月光浴がおススメです。

浄化には


・クラスターに乗せる
・セージの煙にくぐらせる
・浄化用のインセンスを使う
・月光浴させる

等があります。
オイルでの浄化は、輝きが曇ることがありますので、気をつけて下さいね。



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**追記**


官能的で思い出した(汗

えっと、同じ伝説なんだけども、別のもあってね。
これは、猛獣に襲わせるというものなんですが
もうひとつは、酒に酔ったバッカスが
アメジストちゃんのあまりの美しさに理性をぶっとばしちゃって
いわゆる、その、あの~
襲っちゃえ! ってな行動に出た…といわれるものがあるんですね。

ま、それも未遂で終わって、結局理性を取り戻して・・のあとは同じなんですけど。

その意味で、アメジストが男性の理性をぶっ飛ばして
虜にさせるという効果も言われているのかな…とも思いましたです。はい。