震災で、家族の大事な一員であるペット達は
いったいどうなっているのかとっても気になっていました
東京でも、家から飛び出して車にはねられ死んでしまったわんこ、
家中吐きまくってしまったわんこ
クイーズさえも、数日で骨を1本かじってしまったほど。
毎日ガリガリが止まりませんでした。
余震があるたび、敏感な犬たちは、恐怖を思い出してしまっているのかもしれません。
そして被災地のわんこ達はというと・・・
初めの避難勧告の時、数日で戻れると思っていた人がほとんどで、
2,3日分のフードとバケツいっぱいの水だけ置いて
部屋に残してきた人、庭に繋いできた人、
生き延びて欲しいとの願いをこめて首輪をはずし外に出した人
ペットを飼っていた家族は、
複雑な思いの中、苦渋の決断をして、
避難所へ向かっていたのでした
戻れるようになって家に帰ってみると
放した犬は、家に戻って来ており庭で死んでいた
あの時、トラックに乗せて連れてくればよかったと
涙を流し、クイーズを撫でながら話してくれました。
悔やみきれない後悔だけが残り、家族を失った悲しみときっと同じなのでしょう。
東京武道館には、何人か犬を連れて避難してきている家族がいるそうで、
犬は、地下の駐車場の車の中。
夜になると、犬の吠える声が響き渡っているそうです。
全てを飲み込んでしまった津波の恐ろしさ
誰を何を恨んだらいいのか
恨む対象がないだけに、もって行き場の無い気持ち。
負けないで