こんにちは。
齋藤 有です。
まだまだ寒いですね~。
さて、先日ワークス研究所(http://www.works-i.com/ )の研究員の方にお話をお聞きする機会がありました。
テーマはずばり「2020年の【働く】を展望する~成熟期のパラダイムシフト~」です。
★詳しくは、http://www.works-i.com/research/2011/ へ
2020年の人と組織はどうなっていくのか?
これから未来の流れに対して、我々は何を考えていけばいいのだろうか?
人材ビジネス業としてかなり興味深い題材でした。
その中でも、
・失業率は6.6%に増加
・男性の多い製造業の就業者数は減少、女性の多いサービス業の就業者数は増加
・団塊ジュニア(2020年に45~54歳)に対する企業の課題感
という分析に驚きました。なんと労働力人口の4人に1人は団塊ジュニア層だということです。
4人に1人が45~54歳の組織。。。恐ろしい!
その中でワークス研究所は12のシナリオを描きます。
1、集団で海外に渡る「グローバル出稼ぎ」が現れる
2、ミニジョブを掛け持ちするハイスキル・ワーカーが増える
3、六次産業化が進み、人材の異業種間移動が活発になる
4、アウトソーシングが有力産業となり、プロ人材の有力な仕事先になる
5、社員のほとんどが「部長」という会社が生まれる
6、主要企業で世代交代が起こり、40代の社長が続々登場する
7、見た目が若く、能力も高い「スーパーシニア」が活躍する
8、日本企業が世界中で新卒採用を行い、優秀な外国人を大量採用する
9、NPOが企業と拮抗する「雇用の受け皿」になる
10、ジョブカラーチェンジを促進させる教育機関が充実する
11、地元定着志向が強まり、地域の優良企業が注目される
12、「女子力」が初めて経営に生かされる
遠い未来とおもいつつ、あと8年後。
組織は企業は経済はどうなるのか?考えざるをえません。
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齋藤 有 (さいとう たもつ) 新横浜番長