先日、出没!アド街ック天国で
あるおじいちゃんの話がありました。
82歳で現役、スーパーマーケットの店頭で精を出す彼の名は、
山口喜六さん。
大泉学園の永楽ストアーというスーパーで働いているそうです。


店頭では、率先して店の前に立ち、お客様と会話する。
『あ、どうも、こんにちは。いつも、ありがとうね。』
『今日はね、野菜のいいのが入ったの。買って行ってね。』
確か、こんな会話だったと思います。


更に山口さんは、
重そうなダンボール入りの商品を両手に1つずつ持ち、
陳列までこなしていました。
31歳の私でも、1日働いたらネをあげてしまうでしょう。
本当に、自分の目を疑いたくなりますが、現実なのです。
本人曰く、
『まだまだ現役。このお店に使ってもらいます。』だそうです。
すごいですね。

そして、同じくらいすごいのが、
山口さんを1年前に雇用をした店主です。
恐らく、山口さんを雇う賃金で、
別の若手を雇うという選択肢もあったことでしょう。
様々な葛藤の中で、
最終的に雇用を決断した。すごいことだと思います。
人を、年齢や履歴書だけで判断せず、
『今のお店にとって必要な人材か?』を考えたのでしょう。
少しずつでも、
こうして活躍の場を得られる人が増えていくといいですね。

人材に関わる仕事をする一人として、明日も頑張ります。

--------------
松沼英郎ハート