高田です。
先日、ある企業さんの新卒会社説明会に関する
お話を伺う機会がありました。
その企業は、組織風土やナレッジ共有を実現するための
コンサルティングを行なっています。
欲しい学生は、自分で問題を発見して課題設定し
解決することに興味を持っている学生。
そこでその企業が実施した会社説明会のテーマは、
「欲しい情報を自分で考えて獲得する」というもの。
この企業の営業現場では、営業が聞きたい情報を整理して
お客様にヒアリングして、情報を獲得して課題設定していくので、
説明会でもそれを体感してもらおうというわけです。
会社説明会では、学生がグループになって聞きたいことを考えて、
まとめてからそれを企業側にぶつけて、
企業側はそれに答えていくというものでした。
学生に共感してほしいテーマを決めて、それを体感できるように
説明会の運営自体を大きく変えたのです。
この新しい説明会に共感できない学生もいるそうですが、
むしろスクリーニングできていると考えられます。
企業側から情報を提供するだけが
説明会ではないのだな、と関心するお話でした。