自分自身の内側に生じている感情を
「自分と分離して観る」
「それを理解する」
個人的な問題を、一般化できるということもあります。
自分だけに起こっている特殊な出来事と思うと、
どんどん辛くなっていくものです。
「わたし」という個人的な観点から、
「人間って」とか
「人はこういうときこんなふうになるものなのね」
という全体的な観点、
普遍的に人間に共通するもの、
というふうに捉えられると、
はまっていたドツボから
脱する光が見えてきます。
たいてい、感情的な問題を抱えていて、
なかなか変わらない困ったちゃんは
自分自身を特殊化し特別視している傾向があります。
自分しか起こらないこと、誰もわかってくれない問題、
というところに、プライドを維持しているわけですが、
こういう場合本質的に求めているものは、
人から認められたいという承認欲求
だったりすることは、しばしばあることです。
そのぶん、自己評価は低いわけです。
(わたしも思春期はそうでしたよ!
)
自分を認めていないから、
特殊化して人に承認してもらおうとします。
逆の気持ちの「どうせわかってくれない」
というのも、コインの裏側のように
同じ欲求からくる反応です。
それに気づかないから、結果的に変わらないし、
また、ずーっと辛い状態が続いてしまう
自分の感情や状況を特殊化せず、
ちょっと俯瞰して、
「人間」「生命体」という大きな観点からすくいとることも、
一体化していた感情から脱し、
新たな観点を得られる機会になります。
それは、具体的なものを抽象化することとも言えます。
具体的なものごとを抽象化できるのって、
人間の優れた能力ですよね。
「わたしは」と考えるより、
「人というものは」という捉え方、
ちょっと行ってみてください















