愛知学院大(愛知県日進市)は23日、硬式野球部のコーチ(26)が、練習中に選手に2件の暴力を振るっていたと発表した。大学側はこのコーチを職務停止とし、部長(62)と監督(39)も厳重注意の処分とした。選手の一部は監督からも暴力を受けたと訴えており、調査を続けている。

 愛院大によると、08年9月の練習中、監督の注意に不満そうな態度を取った当時3年生の選手の顔面を、このコーチが右手で殴った。また09年8月に高校生対象の体験練習を行った際、指示通りに動かなかった4年生の選手に対し、コーチが両手で両肩を押し、後頭部を壁にぶつけた。救急車が来る騒ぎになったが軽傷だった。

 暴行を受けた学生から被害届は出ていないが、会見した黒神聡学生部長は「教育機関として、どんな状況であれ暴力はいけない」と話した。コーチについて選手指導とともに寮監としての業務も無期限で停止させた。また、監督も練習参加を認めておらず、学生たちは現在自主練習を続けているという。【黒尾透】

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