ライフ・イズ・ビューティフル

予告


Wikiから抜粋
ライフ・イズ・ビューティフル』(原題:La vita è bella、英題:Life Is Beautiful)は、1997年のイタリア映画。
ロベルト・ベニーニ監督・脚本・主演作品。
第二次世界大戦下のユダヤ人迫害(ホロコースト)を、ユダヤ系イタリア人の親子の視点から描いた作品である。

カンヌ国際映画祭で審査員グランプリを受賞。
第71回米国アカデミー賞で作品賞ほか7部門にノミネートされ、そのうち、主演男優賞、作曲賞、外国語映画賞を受賞した。
また、トロント国際映画祭の観客賞やセザール賞の外国映画賞も受賞している。

キャスト

グイド・オレフィチェ  ロベルト・ベニーニ
明るく陽気なユダヤ人

ドーラ  ニコレッタ・ブラスキ
グイドの姫様

ジョズエ・オレフィチェ  ジョルジョ・カンタリーニ
グイドとドーラの息子

エリゼオ・オレフィチェ  ジュスティーノ・ドゥラーノ
グイドの叔父


あらすじ
田舎から都会へ出てきたグイドは何度も遭遇する姫様ドーラと恋に落ちる

順調な結婚生活を続けていたが、ホロコーストの魔の手が襲い掛かろうとしていた━。


ネタバレ&感想


山を下っている最中ブレーキが壊れて暴走する2人から始まる
納屋から女性が落ちてきた
彼は姫様と言う
姫様と初めての遭遇
まさにイタリア映画というこぎみよいテンポで話が進んでいく

叔父の家を訪ねる
都会に来た2人はいつも陽気
とにかくテンポが早い
書店を開こうと公共機関を訪ねたが、お偉いさんに追い返され、花瓶をぶつけたり、卵を被せたりして逃げたすグイド
逃げてるとまた姫様と遭遇
給仕の職につく
更に月日が経ちまたまた姫様と遭遇
給仕の仕事は順調

レストランにきたローマの監視員が翌朝学校を訪れる事を聞き、代わりにローマの監視官として学校を訪ねると、またそこに姫様が!
翌日ベニスで演劇を観るとの事

席は離れているが、足を運ぶ
うまく姫様と2人になりイタリア式のにくい演出
ユダヤ人差別がじわりじわりと姿を現わしつつあった

姫様はなんと卵男(書店を開く際に卵を被らせてしまった男)と婚約していた
姫様の名はドーラ
グイドは混乱してしまう
ドーラはグイドに連れていってと伝える
馬に跨り披露宴から堂々とドーラを連れ出すグイド

時が経ち
2人は夫婦に
まだ幼い少年も儲けていた
ジョズエ

仲睦まじい3人

ユダヤ人差別も当然激しくなっていた
彼らの幸せな日々はすぐに終わりを告げる

ドーラを残し連れ去られた2人
ユダヤ人が輸送されるトラックの中息子のジョズエは不安に
連行される2人

グイドはそんな状況にも息子が不安にならないよう、明るく楽しい会話を続ける
ドーラは私も乗せてと輸送車両に乗る事になった
世界で最も醜い差別的行為が始まった
男と女に別れるユダヤ人
更に老人と若い者に別けられる

連れてこられたのは収容所
ジョズエはぐずりだす
グイドはジョズエを勇気付ける
これはゲームだ!1等とれば洗車がもらえるんだぞ!お菓子を欲しがらない、悪役に見つからない、泣いたり、ママに会いたがったりしたら減点だ!
1000点溜まったら勝ちだ!
収容所

過酷な労働
疲れ切った体に鞭をうち、ジョズエを励まし続けるグイド
ジョズエのシャワー嫌いが功を奏してガス室送りにならずに済んでいた
放送室が一瞬空いている事を確認し、グイドとジョズエはドーラへメッセージを放送した
ジョズエは家に帰りたい
ジョズエの為にあの手この手を尽くすグイド

以前給仕係をしていた時に知り合った先生は将校になり、将校の集まりで給仕係をする事になった
グイドは助けてもらえると淡い期待を抱いたが、先生にその関心は全くなく、ひどく失望してしまう
2人は抜け出し彷徨うが死体の山に遭遇してしまう
幸いジョズエは寝ていた

戦争が終わった

残ったユダヤ人を一掃する為に動き出すドイツ人

ジョズエを箱に隠したグイド

簡単な変装をし、女に交じりドーラを探すグイド

とうとう見つかってしまったグイド

連行されジョズエの箱前を通る

陽気におちゃらけながら人影のない道へ進んでいった
グイドの最期

ナチスドイツ軍が去り、ユダヤ人たちが外に出る
静かになり外へ出るジョズエ
誰もいなくなった収容所
そこへ1台の戦車がやってきた…

ほんとだ!
ジョズエは嬉しそう
そのまま戦車に乗せてもらった!

陽気で明るい行進曲が流れる
ママがいた!

グイドは自分の持てる力全てを使い、最後に命を賭してジョズエを守り切った

感想

何度も観ているこの作品、何度見てもいい作品
まず何より題名が良い
ライフイズビューティフル
この題名を体現した男が主人公
彼を追うと、まさに題名通りだとよくよく伝わってくる
ジョズエ役のジョルジョ・カンタリーニくん愛くるしい表情になかなかの演技力
今は何をしているんだろう
このライフイズビューティフルで共演したグイド役のロベルト・ベニーニと、ドーラ役のニコレッタ・ブラスキは後に本物の夫婦となった
この作品では叶わなかった幸せを彼ら二人には叶えて欲しい
そんな風に思える作品
内容はホロコーストが軸なので、重い話のはずが、グイドのおかげで妙にひょうひょうと映像がが流れていく
随所に光るイタリア式のギャグや映画の技法はみてて、とても楽しい
まだ観てない人は、グイドの最高の愛を受け続けるジョズエを是非観てみよう!

10/9.5!!