
予告
Wikiから抜粋
『きみに読む物語』(原題: The Notebook)は、2004年に製作されたアメリカ映画。
1996年にニコラス・スパークスが発表した小説、及び原作を映画化。2005年度ゴールデン・サテライト賞助演女優賞:ジーナ・ローランズ。
全米週末興行成績初登場第4位(2004年6月25日-27日)。
登場人物
ノア・カルフーン ライアン・ゴズリング
木工現場で働く青年。
アリーと一夏の恋に落ちる。
アリー・ハミルトン レイチェル・マクアダムス
ハミルトン家のお嬢様。
ノアと一夏の恋に落ちたが、彼女の家族はノアの事を良く思っていないようだ。
デューク ジェームズ・ガーナー
認知症の女性へノートに書かれた物語を読み聞かせる
認知症の女性患者 ジーナ・ローランズ
デュークの読む物語を聞く老女
アン(アリーの母) ジョアン・アレン
アリーの母親
ロン ジェームズ・マースデン
戦争で大怪我を負った弁護士
フランク サム・シェパード
ノアの父親
フィン ケヴィン・コナリー
ノアの親友
ジョン(アリーの父) デヴィッド・ソーントン
資産家でアリーの父
あらすじ
アリーと一夏の恋をしたノア
ノアの夢は古くなったぼろ屋敷を買い取って、農園を始める事
アリーの両親はノアの事を認めず、アリーはNYにある難関の大学へ進学することに
アリー「私たちは本物よね」
2人の一夏の恋は終わりを告げた
アリーへ毎日365日手紙を書いたノア
一通も返事はこなかった
時が過ぎノアは徴兵され、ドイツとの戦争に駆り出される
心も離別した2人、時が過ぎノアはその屋敷を買い改装する
アリーは裕福な弁護士と結婚することになった
偶然ノアが新聞の一面に載り、ノアの現在を知ったアリー
けじめをつけにいくとノアの元へ訪れた
2人の淡く切ない、一夏の思い出が今蘇る━。
ネタバレ&感想
優しく時が流れる
どこにでもいる平凡な人生を送ってきた平凡な男
彼にはひとつだけ誇りがあった
1人の女性を本気で愛した事だ
彼は老婆に語りかけ、一つの物語を読み聞かせ始めた
過去へ遡る
ある女性アリーに一目惚れした
破天荒な方法でデートに誘う
あの手この手を使ってなんとかデートにこぎつけた
親友フィンカップルとアリーの4人で一緒に映画を観ることに
映画が終わり二人きりで夜道を歩き話す2人
アリーは一夏別荘で過ごしに南部シーブルックを訪れていると話す
アリーは毎日忙しい
沢山の事を話し、誰もいない交差点で打ち解けた2人
それから2人は毎日何をするのも一緒
楽しい毎日が過ぎていく
2人はあらゆる点で違っていたが、唯一の共通点は愛しあっていた事
アリー一家へ食事に招かれるも、アリーの両親はノアを良く思っていない
ノアは今の仕事を馬鹿にされる
そんな事は御構い無しの2人
ボロ小屋で夢を語る
いつかここを買って農園を開きたい
互いに向き合い1枚1枚服を脱いでいく
抱き合いキスをする
アリーはパニック!しゃべり通して雰囲気を台無しに
完璧にこなしたかったのに…とアリー
一方アリーのご両親は警察に捜索願いを出していた
急いでアリーの自宅まで戻る2人
箱入り娘アリー
奥で家族会議
ノアをクズだ肉体労働者だと罵るママ
家を出るノアを追いかけ恥ずかしいとノアに声をかける
彼女は進学し遠くNYへ行く運命
距離を置こうとノア
アリーは逆上し、帰れ!大嫌い!と彼に言い放つ
車で帰ろうとするノア
いつものケンカよね?
また明日には元通りよね?
翌日アリー一家は急遽帰る事に
焦るアリー
友人のフィンへ伝言を頼みその場を跡にする
2人の一夏の恋が終わりを告げた━。
ノアは毎日365日アリーへ手紙を送った
時は流れドイツとの戦争
フィンが死んだ
病院で負傷者を介抱するアリー
怪我をした兵士がアリーをデートに誘う
カサノバさん怪我が治ったらねとアリー
月日が経ちカサノバが怪我を治してアリーをデートに誘う
2人は恋に落ちた
カサノバは資産家で弁護士
パーフェクトな男
順調に愛を育み結婚
一方戦争から帰ってきたノア
父は家を売り、ノアの夢だった農園をプレゼント!
月日が経ち、町で偶然にもアリーを見つけてしまった
が、彼女はカサノバと楽しそうに過ごしている
察したノア
父が先に逝き農園だけが彼の元に残った
盛大な結婚式の準備
ひょんなことからノアの事を新聞で知るママとアリー
アリーはノアの元へ訪れた
けじめをつけに
見つめ合う2人
新聞で見てあなたに逢いたくなったとアリー
ノアは茫然何も言わない
逢いにくるんじゃなかった!
すぐに車で帰ろうとするが相変わらず運転が下手糞!
柵に突っ込み止まってしまう
ノアから家に上がらないかと言われ、あがることに
話す2人
あなたは友達
食事しながら昔話
本物だったわよね私たち
帰り際に明日の朝見せたいものがあるとアリーに伝える
場面は現代
老人はノア、老女はアリーだった
再び過去へ
心配するカサノバ
あくる日の朝
アリーがやってきた
嵐が来る前にアリーを連れ出すノア
2人は手漕ぎボートで遊覧
昔を懐かしむ
美しい湖とたくさんのアヒル達
嵐がやってきそうだとボートを漕ぎ戻るノア
大雨の中2人は雨に打たれながら笑い出す
ボートを陸にあげようとしているノアにアリーは突然怒り出す!
なぜ連絡をくれなかったの!
365日毎日手紙を書いたとノア
2人は燃え上がり、あの晩古びた屋敷で起きた事の続きを
何度でも抱き合う2人
早朝マーサが訪れた
共に朝食を
マーサは隣町の未亡人
ノアとは恋人のような関係をだらだら続けていた
ノアからアリーの事を聞いていたマーサ
マーサ「彼女は素晴らしい人だわ」
そして
マーサ「夫を亡くして以来初めて人を愛せそう」と涙ぐみノア宅を後にした
ママがノア宅にやって来た
アリーの覚悟は決まっている
ノアが送り続けた手紙の事を問い詰めるアリー
アリーを連れて帰るママ
ママが過去を話す
ママもアリーと同じような恋の経験が
駆け落ちし保護された話
泣き崩れるママ
パパを愛してるわ!
本当よ!
アリーをノア宅まで送るママ
ママはアリーへ手紙の束を渡した
それはノアが365日毎日書き続け送った愛の手紙
話す2人
2日遊んで亭主の元に戻るのかとノア!
金が好きなのか!
また大ゲンカ
おれといてくれ!
それがおれたちのやり方だ
ノアは熱い気持ちを伝える
だが彼の気持ちは伝わらず、アリーは車で帰っていく
車を停めノアの手紙を読むアリー
365日休まず書いた愛の手紙━。
現代に戻り話す老いたノアとアリー
ノアはサプライズでアリーへ素敵なディナーを提供する
過去へ戻る
ノアの話をカサノバへ伝えたようだ
カサノバは怒りを抑えアリーへ愛を誓う
アリーのとった行動とは
ノアの元へ帰ってきたアリー!
彼女はノアを選んだ!
時代が戻り
アリーは私たちの事ねと思い出しノアへキスを
見つめ合う2人の年老いたカップル
静かに踊りだす2人
彼女彼女の記憶はわずかにしか保たない…
アリーはアルツハイマー
素敵な思い出も忘れてしまう
あなたは誰!?近寄らないで!出て行って!誰か助けて!
肩を震わせ悲しみに暮れるノア
アリーがノアへ送った愛の本
巻末にこれを読んだら私の元へとアリーのサイン━
ノアが倒れた
病院で治療を受けるノア
アリーは病院の隔離施設へ
ノアが病室を抜け出そうとするが看護婦に止められてしまう
看護婦は「今から私は書類を取りにここを離れるけど、野暮な事は考えないでね。」とノアを気遣い病室を抜け出せたノア
アリーの元へ
アリーは目覚めノアに気付く
アリー「何も思い出せなくなったらどうする?」
ノア「そばにいるよ」
アリー「あなたは私たちの愛が奇跡を起こすと思う?」
ノア「ああ思うよ」
ノア「私たちの愛に不可能はないさ」
キスをする2人
ノア「愛してる」
アリー「私も愛してるわよ」
狭いベッドで共に眠る
おやすみ
また会おう
2人は手を繋いだまま静かに息を引き取った
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感想
レンタル屋でぼーっと眺めて目に留まったこの作品
帰宅し妹に借りたことを話すと、面白くないよと一言
ラブロマンスカテゴリの2位だったから、そんなことはないだろうと思い、早速視聴
簡潔に纏めると若い頃のノアとアリーのやり取りはよくある恋愛物で特別感はない
ただ、老いたノアとアリーのやり取りには泣かされた!
最初から老人2人は物語の重要人物のような感じはしたので、今でも愛する2人的な話なんだろうと思っていたが、アリーが認知症になってしまっていたことにはちょっと驚いた
見どころは老女アリーと老人ノアがメインの終盤、ノアの読み聞かせに反応し、「それわたしたちだわ」とアリーがノアに伝えるシーンからがとても良い!
長い年月が経ってもアリー自身が消えかかってもいつだってそばに居続けたノア
超泣ける;;
ちょうどその記事あたりにとりかかると、涙がポロポロ
思い出してジーンとしちゃうそんなシーン
また、ママがアリーへ過去を明らかにしたシーンも素敵
彼女の記憶が戻ってもすぐに忘れてしまい、それを見たノアの泣き崩れるシーンは鳥肌が立つようなとても悲しい響いてくる演技だった
ちょいちょい出てくる南アメリカ特有の景色もグッド!
最後の老いたノアとアリーのやり取りは必見!
オススメ!
10/8.8!!