ソウルサーファー
Wikiより抜粋

ソウル・サーファー』(Soul Surfer)は、2011年のアメリカ合衆国のドラマ映画。

13歳のときに鮫に襲われて片腕を失いながらも、サーファーを目指したベサニー・ハミルトン の実話を描いている。

ベサニー役アナソフィア・ロブ の鮫に襲われた後の左腕はCG処理 で消して描いている。

またサーフィンの場面ではベサニー自身がスタントを務めている。

監督 ショーン・マクナマラ


登場人物

ベサニー・ハミルトン - アナソフィア・ロブ
13歳の時鮫に襲われ左腕を失った主人公。
サーフィンが好き。

シェリー・ハミルトン - ヘレン・ハント
ベサニーの母。

トム・ハミルトン - デニス・クエイド
ベサニーの父

アラナ・ブランチャード - ロレイン・ニコルソン
ベサニーの幼馴染の親友であり良きライバル。

ホルト・ブランチャード - ケヴィン・ソーボ
アラナの父。

サラ・ヒル - キャリー・アンダーウッド
ボランティアグループのリーダー。

ノア・ハミルトン - ロス・トーマス
ベサニーの長兄。

ティミー・ハミルトン - クリス・ブロシュー
ベサニーの次兄。

マリーナ・バーチ - ソーニャ・バルモレス・チャン
ベサニーのライバル。
クールだがフェアに戦う。

バイロン・ブランチャード - ジェレミー・サンプター
アラナの兄。





あらすじ





主人公べサニーが産まれたのはサーフィン一家。

彼女も当然人魚のようにサーフィンをし、プロを目指していた。

スポンサーも付くほどの腕前で将来を渇望されていた選手の1人である。

ある日親友のアラナ、アラナの父とアラナの兄バイロンの4人でいい波を求め、いつもと違う海岸でサーフィンをしていた矢先、べサニーはサメに襲われ左腕を失ってしまう。






感想※ネタバレ注意








サメに襲われたべサニーだったが、アラナの父親の的確な指示と処置のおかげで奇跡的に一命を取り留める事に成功した。

アラナの父のようにいざという時動けるかどうか自分に置き換えてみて欲しい。

退院し家に帰るが、今まで出来ていた事が出来ず苦悩の日々を過ごす。

トマトも切れない。

パンの包みも空けられない。

買い物も一人で満足に出来ず、スーパーに寄れば奇妙な目を向けられる。

家族とその仲間たちは暖かく、彼女をサポートしてくれるのだが、べサニー自身は何処か納得出来ていないようだ。

サラというボランティア・グループのリーダーの元へ相談に行く。

みんなの善意はありがたいが…と崩れ落ちるべサニー

なぜ私が。

神はなぜこんな試練を与えるのか。

サラは、「神は気まぐれに災いをもたらすが、その先には素晴らしい事が待っている。」と、答える。

非常にアメリカ的なセリフだと分かる。

アメリカ的というよりも無宗教視点での違和感といった方が的確だろうか。




ここから彼女は前向きに何事にもチャレンジするようになる。

家族に食事を振る舞うべサニー。

家族がビックリすると、べサニーは「家族に食事とミルクを振る舞っただけ。」と、前向きな、そしてそれが当たり前の事で、当たり前に、私は出来るという事を、伝えたかったのかもしれない。







そして彼女は海に帰ってきた。

努力し、大会に参加することとなった。



だがそう簡単には戻れないのがスポーツの世界。


苦悩し失敗し、大切なサーフボードをサインをねだりに来た子供に渡してしまう。





ついに彼女は挫折してしまった。





彼女の人生には、サーフィンしかなく、彼女はそのサーフィンすら思うように出来なくなってしまった。

大好きなサーフィンはべサニーにとって、人生そのものであり、その挫折は計り知れないものであった。


そんな失意の中タイで起きた大規模な津波(タイの大津波 )のボランティアに参加し、犠牲者から勇気を貰い、再び彼女は立ち上がる。


彼女はサーフィンが好きなんだと改めて思い出すシーンである。

父にボードが掴みやすいよう特殊な「取手」を作って貰い、血の滲むような練習を始めた。






遂に念願の全国大会に出場する。


彼女は全国大会の舞台に帰ってきたのだ。



べサニーはなんと決勝の舞台まで勝ち残った。



ライバルのマリーナに差をつけられたが、怒涛の追い上げでべサニーは最後の大波に乗る。


以前と変わらぬ度胸と技術で最高の波を捕まえた。






だがしかし、彼女は結果的にホーンの後立ったとの判断で失格


優勝はマリーナ


マリーナちゃん可愛い



最後のベサニーのセリフは泣ける



エンドロールでは現在の彼女とその仲間たちが登場する。



ノンフィクションのエンドロールは個人に焦点を当てた作品なら、その個人が今何をしているか、映画の中では描けなかった情報を補足してくれたりと、最後まで見た者へのご褒美的な一面があるが、今回も同じく現在のベサニーが映し出された。


これに関しては是非自身の目で見て確かめて欲しい。





困難に立ち向かい、挫折を味わいながらも依然と変わりなくやりたいことをやるベサニーの芯の強さは尊敬に値する。


サラの言った、「その先に素晴らしい出来事が待っている。」を弛まぬ努力で現実にしたベサニーは凄い!


正直にいうと、残念ながら私の趣味に合う映画ではなかったが、誰でも楽しめる映画であると思う。







10/6