AFPBB News記事です。
過去20年間で最悪、熱気球の死亡事故
2013年02月28日 11:56 発信地:パリ/フランス

【2月28日 AFP】エジプト南部の観光地ルクソール(Luxor)で熱気球が爆発して墜落し日本人を含む観光客ら19人が死亡した事故は、気球事故としては過去20年間で最多の犠牲者を出す惨事となった。

- 1990年10月6日:オーストリア・ウィーン(Vienna)近郊のゲンゼルンドルフ(Gaenserndorf)で気球が墜落し、4人が死亡。

- 1993年8月8日:米コロラド(Colorado)州アスペン(Aspen)近郊で、飛行中の気球のワイヤーが切れ、上空30メートルからゴンドラが落下。乗っていた6人が死亡した。

- 1994年1月16日:ドイツ南西部モスバッハ(Mosbach)近郊で、気球が着陸に失敗して炎上。3人が死亡した。

- 1996年1月31日:スイス・ベルン(Bern)州のアルプス(Alps)地方で、上空2400メートルを飛行していた気球が強風で山腹に叩きつけられ、5人が死亡した。

- 1999年6月17日:ドイツ西部イッベンビューレン(Ibbenburen)近郊で、飛行中の熱気球が電線に接触し乗っていた4人が死亡。

- 2001年8月26日:フランス南部ベランアルベイ(Verrens-Arvey)で、気球が電線に接触し子ども1人を含む6人が死亡。

- 2009年10月14日:中国南部の人気観光地、陽朔(Yangshuo)で、気球が炎上し墜落。オランダ人観光客4人が死亡した。

- 2012年1月7日:ニュージーランドの首都ウェリントン(Wellington)北方のカータートン(Carterton)近郊で、遊覧飛行中の熱気球が電線に接触して炎上。11人が死亡した。

- 2012年8月23日:スロベニアの首都リュブリャナ(Ljubljana)近郊で、強風のため操縦士が制御に失敗した気球が木に引っ掛かり炎上。子ども1人を含む6人が死亡した。

- 2013年2月26日:エジプトの古都ルクソールで、朝日を臨む観光客を乗せて飛行していた熱気球が炎上・爆発。日本や香港、欧州からの観光客ら19人が死亡した。(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/accidents/2931361/10358401


熱気球が炎上・墜落 11人全員死亡、ニュージーランド

2012年01月07日 16:45 発信地:ウェリントン/ニュージーランド

【1月7日 AFP】(写真追加、一部更新)ニュージーランドの首都ウェリントン(Wellington)から約150キロ北にある小さな町カータートン(Carterton)で7日朝、熱気球が送電線に接触して炎上・墜落し、乗っていた操縦士1人と乗客10人の11人全員が死亡した。

 警察は午前7時26分(日本時間午前3時26分)に、この事故の最初の通報を受けた。カータートンは熱気球の飛行スポットとして人気が高く、事故当時の天気は良好だった。
 
 事故を調べているブレント・レジスター(Brent Register)警部補は、気球は着陸の準備をしていたときに送電線に接触し、男女各1人とみられる2人がゴンドラから飛び降りた後、急降下しながら炎上し、放牧場に落下したと述べた。乗客はウェリントン地域から来ていた5組のカップルだったことが確認された。

 これに先立ち、現地警察のマイク・ラスバッチ(Mike Rusbatch) 署長は「飛行中に熱気球が炎上し、農地に墜落した。残念ながら操縦士1人と乗客10人全員が死亡した」と述べていた。カータートンの町長は、地元の住民と観光客が乗っていたと思うと述べていた。

■送電線に接触

 通報した目撃者の1人デビッド・マッキンレー(David McKinlay)氏は取材陣に対し、見上げると熱気球のゴンドラ部分の片側が燃えており、「突然10メートルもの高さの炎があがった」と語った。「ロケットが墜落しているような、信じがたい光景だった」。熱気球は150メートルほどの高さから墜落したという。 

  別の目撃者は、窓から外を見ていると、熱気球が電線に接触したようだったとフェアファックス・ニュース(Fairfax News)に語った。

 この目撃者は「乗客は飛行を楽しんでいたが、熱気球が電線にひっかかったのかもしれない」と言い、「それから悲鳴が聞こえたので窓の外を見ると、墜落する音がした。歓声かと思ったがそうではなく、かなりの高さから落ちてくる音だった」と事故当時の模様を語った。「助けられないかと思って通りに出たが、もう炎上した後で、手遅れだった。救急隊が到着するころには救命の可能性はほとんどなかった」という。

■クリスマスプレゼントの気球搭乗が暗転

 墜落現場近くに住むオーリア・ヒックランド(Aurea Hickland)さんは現地紙ニュージーランド・ヘラルド(New Zealand Herald)に、事故当時は朝食を取っていたと語った。「夫に『ゴンドラが燃えてる、ゴンドラが燃えているわ』と言いました。2人が飛び降りたのが見えて『あの人たち助からないわ、なんて恐ろしい』と(夫の)ニール(Neil)に言ったんです」

「気球は空中でめちゃくちゃになっていました。全員が叫んでいました。恐ろしい叫び声――そして気球の上の部分が炎に包まれると、そのまま落ちたんです」(オーリアさん)

「ニールは家から駆け出して、(気球が着陸するのを待っていた乗客の)家族2人と一緒に戻ってきました。そのうちの1人によると、クリスマスでご両親に気球のチケットを買ってあげたのだそうです。『うちの子どもたちになんて説明すればいいの』と言い続けていました」

 現場近くで休暇を過ごしていた看護師のジャッキー・オコネル(Jacqui O'Connor)さんは、切れた送電線を避けながら飛び降りた2人がいる場所に急いだ。気球が落下した場所から約100メートル離れた場所で2人の遺体が見つかった。

■1979年以来最悪の航空事故
 
 ニュージーランドの航空事故としては、1979年にニュージーランド航空(Air New Zealand)機が南極のエレバス山(Mount Erebus)に墜落して257人が死亡して以来、最悪の事態となった。

 ゲリー・ブラウンリー(Gerry Brownlee)運輸相は、「この悲劇的な事故の報に触れ、私たちは心から悲しんでいる。私たちの心は失われた生命を悼む人たちとともにある」と述べるとともに、すでに事故原因の調査が始まっており、同様の事故の再発防止のための勧告をまとめると述べた。(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/accidents/2849199/8266310


熱気球で不明の神田さん、米沿岸警備隊が捜索打ち切り
2008年02月17日 02:38 発信地:東京

【2月17日 AFP】米沿岸警備隊は15日、熱気球で太平洋横断に挑戦中に消息を絶った冒険家の神田道夫(Michio Kanda)さん(58)の捜索を打ち切った。

 同警備隊は、アラスカ(Alaska)付近で発見された漂流物について、神田さんに関係があるかは確認できなかった。

 また、神田さんや熱気球に備え付けられていた脱出カプセルの手掛かりはなく、捜索は悪天候で難航したという。

 捜索打ち切りの知らせを聞いた支援者らは、神田さんの生存の可能性が薄くなったとしながらも、希望は捨てていないと語った。米沿岸警備隊は、手掛かりが見つかれば捜索を再開するとしている。

 神田さんは、自身の持つ最長滞空時間を破ろうと1月31日に栃木県を出発。60時間で9000キロ離れた米オレゴン(Oregon)州に到着する予定だった。(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2351750/2650757

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