30度では「あれ?今日は涼しいな」と思ってしまうぐらいの暑い日が続きます。皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

暑さに負けず、8月も頑張っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

 

8月の子どものいえでは、念願のサマースクールを開催する予定にしています。昨年はたくさんの方に予約をしていただいたにもかかわらず、流行りの病でやむなく中止となってしまいました。昨年の思いを乗せての開催です。

 

8月中、不定期ではありますが12日間10:00-15:00の5時時間を子どものいえで過ごします。年中〜小学6年生までの異年齢。



モンテッソーリ の園や小学校のように、連続してモンテッソーリ の環境のなかで、子どもたちそれぞれが、自分で選んだことを、好きな場所で、好きな人と、好きなだけ活動できる時間を確保したシケジュールになっています。



どんな12日間になるのか、とても楽しみです。

 

一人一人のこどもの興味や関心に対応できるよう、子どもたちの顔を思い浮かべながら、夜な夜な地道に環境の準備を進めています。連日アマゾンやら楽天から荷物が届くので長男に「お母さん、毎日荷物が届いてるけど大丈夫なの?」と心配される始末です。

 

「安心してください」届いている荷物の一部をご紹介します。

 

新規購入の科学絵本は全て「かこ さとし」さんのもの。地球の科学えほんシリーズ、紙芝居6話、こどもの行事自然とせいかつシリーズなどなど。




↑これでようやくなかよしライブラリーの紙芝居台を使うことができます。


そのほかは、制作に必要な絵の具やら、タイムライン作りたい放題の模造紙(ロールごと・色も選べます)、粘土、実験器具(顕微鏡・プレパラート・サンプル含む)、調理器具(ランチ、お菓子作り)、ガーデニンググッズなどなど。無駄なものはなにも買っていません。



それから、今回サマースクールで私自身が重きを置こうとしているのは「コミュニケーション」です。乳幼児期の段階では、こどもの発達の大きな目安となるのは「言葉」です。言葉が出てるか出ていないかは大人たちも注目しています。

 

その後、言葉を話し始めると乳幼児期ほど言葉に注目しなくなり、学童期には成績の良い悪いに注意が注がれ、成績を良くするための努力を親も子も始めるのではないかと思います。


成績も大事ですが、その前に人としてもっと大切なことがあります。

 

各ご家庭で、子どもたちと話をしていますか?

 

園やクラスで、子どもたちはお友達や先生たちとどんな距離感でどのように話をしていますか?

 

私は普段のレッスンの中で、子どもたちの「コミュニケーション」の取り方に危機感を抱いています。子どもたちとの会話になんとも言えない違和感があるのです。


それは、クラスが不穏な空気になる会話のパターン、他人が話していることへの興味のなさ、トピックの選択の不適切さ、会話中の視線や声のボリューム、一方的な話のはじめ方、質問がある時の教師への伝え方などから感じます。


「コミュニケーションの下手さ」と言っていいのかわからないのですが、話はするけどコミュニケーションは取れていない状況に、子どもたちや大人が慣れないでほしいと思います。


「言った」だけでは伝わったことにはならず、「言った人がいて、聞いた人がいる」。言ったかどうかではなく、伝わっているかどうか。そして伝わっていることを伝える。言葉と態度を使って。


子どもたちが持って生まれた、人とコミュニケーションする力(目指すゴールは子どもそれぞれ)が最大限に発揮できるような環境(場面)を作り出せるよう、子どもたちを観察し続けようと思います。


朝から子どものいえに来て、たっぷり自分のやりたいことに没頭して、同じお友達と過ごして、人の話を聞いて自分の話をすることを繰り返す。そんな時間になったらいいなと思っています。

 

8月もどうぞよろしくお願いします。

 

8月中は新規の方の体験・生徒募集はありません。体験・入会のご希望は9月以降に順次ご案内する予定にしています。保健センターからのご紹介の方の体験は、ご案内できる日時が限られていますが受け付けをしています。LINEよりご連絡ください。

 

とうとう、西高根モンテッソーリ子どものいえのチラシが出来上がりました。こちらにお問い合わせ先がありますのでご覧ください。

 

↑お問い合わせはこちらから。古賀まで。

①お名前

②お子さんの名前

③お子さんの生年月日

④通っている園、学校があれば教えてください

⑤お問い合わせ内容

を添えてください。