北海道教職員組合(北教組)の違法献金事件を受け、北海道教育委員会の高橋教一(のりかず)教育長は3日、教職員の政治的活動に関し、北教組幹部からの事情聴取などを行い、早期に実態把握を行う方針を明らかにした。さらに、違法行為があった場合、厳正に対処してゆくとした。

 3日開かれた、北海道議会で自民党・道民会議の吉田正人道議の質問に答えた。

 北教組の役員逮捕について、高橋教育長は「誠に遺憾」と発言。教職員を対象に、服務規律の状況などについて調査を行い、教職員の政治的行為や勤務時間と組合活動の状況などの実態把握を行う方針を示した。

 教育公務員の政治活動について、高橋教育長は「特定の政党の支持、または反対のために政治的活動をすることは、法令により厳しく禁止されている。教職員によって組織された団体としても法令を順守しなければならない」と述べ、違反行為があった場合、厳正に対処していくとした。

【関連記事】
北教組まるで売国奴、とんでも偏向教育「竹島は韓国領土」
民主・小林議員、辞職必至も補選にらみ“牛歩戦術”か
北教組事件「改正で事件防げた」 文科相「特例法見直し、慎重に検討」
「小林氏への報告は形式」 北教組幹部が札幌地検に供述
北教組事件で問われる民主の体質 「労組ぐるみ選挙」が常態化
黒船か? 電子書籍の衝撃 揺れる出版界

病腎移植、2例目となる手術実施 宇和島徳洲会病院(産経新聞)
外国人参政権、調整に努力=鳩山首相(時事通信)
<4歳児衰弱死>市が対応協議中に死亡 埼玉・蕨(毎日新聞)
「愛子さま不登校」世界を駆けめぐる…海外メディア一斉報道(スポーツ報知)
船形山遭難 3日早朝に「みんな元気」 不明者から電話(毎日新聞)