2月4日(土)

 

おはようございます。

このブログ、一応日記という名まえをつけていますが、月刊からほぼ、季刊になりつつあります。

これからは、せめて週刊になるよう努力しますので、よろしくお願いいたします。

 

昨日は、「東洋陶磁美術館」の「胡人俑」展に行きました。

写真OKでした。このごろは、日本の博物館でも写真OKのところが増えていて、ありがたいです。

 

胡人というのは、当時(唐?)の中国の人々が、西方に住む人々を呼んだ呼称です。

具体的には、ペルシャ人やインド人が含まれるようです。

俑は、人形や動物をかたどった焼き物のことです。

 

展示されていたのは、すべて、甘粛省慶陽市慶城県の穆泰墓から出土されたものです。

穆泰は唐に仕えた役人ですが、自身、漢族ではなく、鮮卑族だったのではという説があるようです。

 

 

墓誌です。石ではなく、焼き物でした。

これが出土しているので、被葬者が特定できます。

 

 

跪拝俑。

変わったスタイルですが、墓室の入口などに置かれて、鎮墓獣に似た役割もあるのでは、

と説明には書かれていました。

 

 

ラクダとラクダ曳きがセットです。

 

 

筋骨隆々の馬。たくましいです。

 

漫才師ではないかという説もあるそうです。

 

 

ヒョウ柄パンツ。

大阪のおばちゃんの源流でしょうか。

 

 

 

 

男装の麗人(?)でしょうか?

服装は、男性、体形は女らしいですよね。

 

千数百年も前に作製されたとは思えないほど、

躍動感に満ちています。

今にも、動き出しそうです。

 

3月25日までです。

これは、絶対お薦めです。楽しめます。