「修行して、悟るとか、解脱すると言いますが、
それはどのようなことですか?
神道では鎮魂という状態がありますが、
悟りや解脱と関連が在るでしょうか?
仏教は何も知らないので、簡単に教えてください」
≪お釈迦様のスピリチュアルメッセージ≫
私の今の考え方を述べていきます。
悟りとは、簡単に言うと、物事の本質を見極めて真理に近づく境地です。
科学に近いものですね。科学は常に真理を求め、形態を変えることができますが、
しかし、宗教は、仏教でさえも、開祖の現世での言動に捕らわれてしまい、
魂と精神の自由な活動を阻害しています。
悟りの本質は、基礎科学的探究の中にあるようです。
悟りは、全体視です。宇宙全体を見渡すことです。
現世でそれを達成できるのは科学でしょう。
解脱は、輪廻する世界から離れて、真理を知る境地ですね、
つまり、輪廻が前提となっています。
しかし、他界して分かりましたが、輪廻は無いし、前世も在りません。
ですから、それを前提とする解脱と言うものもありません。
理解しにくいですが、宇宙は、一度に全部存在しています。
宇宙は、今の科学では、ビッグバンという過去から始まりますが、
そうではなく、過去も未来もありません。「時の流れ」は無いのです。
宇宙は完成されていて、すべてが在るのです。
人間は、宇宙の一部を見て、それを線でつなぎ、輪廻があると錯覚しています。
私も生前はそう考えていましたが。。。
私は、悟ったのかも知れないし、解脱したのかも知れない。
でも、その始めの時点での、自我の在り方が正しくは無かったのです。
次に、神道の鎮魂ですが、私の理解する範囲では、
単純に、精神統一を言うもののようです。そして、精神統一を極めていくと、
無我の境地となり、その次の段階では、神との合一に至ります。
神との合一と言いますが、神と人間の魂が溶け合うものとは違います。
人間が行う精神統一は、自分の想念を鎮めて、魂の状態を平坦に維持しますが、
鎮魂と言うものは、神の立場からのべられているものです。
ですから、鎮魂は神の業(わざ)と言えます。
つまり、悟りや解脱は個人的なもの(特殊)であり、鎮魂は神(普遍)に関わることといえます。
質問者さんの要求にこたえて、至極簡単に説明すると、
仏教の言う、悟りや解脱は、人間の自我の範囲の宇宙の出来事に対するもので、
それは、人間が見たり、体験できる限定的なものなので、真理ではありません。
神道の鎮魂は、神を含めた世界全体の中での鎮魂であり、鎮魂の境地は、
世界のすべての出来事を肯定していて、業生を否定していません。
難しいかな。。。
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