。 木村氏:   PSOは同じだったので,国内と海外を同じサーバーにしたかったところなのですが,サービス時期がどうしてもずれてしまうことや,有料アイテムの販売などについては,国ごとに法律が異なるので,同一サーバーでの運用は難しいという部分があるんです。 :  ゲームの内容は各国共通になるんですか? 酒井氏:  まだ何とも言えない部分ではありますが,やはり,多少なりともカルチャライズが必要ですから,国ごとに多少変わる可能性はあります,rmt。そうなったときは,海外で生まれたコンテンツを日本に逆輸入する可能性もあると思います。 :  実際,海外での反響はどうでしょう? 酒井氏:  ファンタシースターシリーズは,欧米でも比較的認知されているためか,キャラクタークリエイト体験版で,メニューが全部英語になるMODがいつの間にか作られていたのは衝撃でしたね。 木村氏:  海外にも,“濃い”シリーズファンがいらっしゃるんですよ。 酒井氏:  公式ブログのエントリーも,一晩で英訳されていますからね(笑)。 :  なるほど。それだけ熱心に待っているファンが海外にも多くいるのであれば,海外でのサービスも納得が行きます。  それでは最後に,読者に向けてのメッセージをお願いします。 木村氏:  「PSO2」では,サービスイン以降も,どんどん新しいコンテンツを配信していきますし,ドラゴンクエスト10 RMT,その一方でシステムやバランスの調整も随時行います。  今予定している新コンテンツの内容も,ゲーム内の動向次第では内容を変更していきます。今のPSO2は完成系ではなく,これからプレイヤーの皆さんとともに育てていくタイトルですので,どんどんプレイしていただいて,ご意見をいただければと思います。 酒井氏:  「PSO2」は3年以上企画?開発してきたタイトルですが,ここに来てようやく,3つの革命のスタートラインに立てたというところです。  木村が言うように,これからどんどん変わっていきますし,4つ目の革命「境界を越えるRPG」に関してはまだまだ先の話です。ある程度完成しているとはいえ,ここから大きく変わる可能性を秘めているのは,国産オンラインRPGならではの魅力です。  皆さんと一緒に作りながら,皆さんが長く楽しめる場所にしていきますので,ぜひよろしくお願いします。 :  本日はありがとうございました。  このところ,日本のPCオンラインゲームは,一部の作品を除き,明らかに停滞気味の空気が漂っていたが,「PSO2」はそんな状況をものともせず多くのプレイヤーが集い,ここ数年まれにみる活況を見せている
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