。このおかげで近くに簡単に燃やせるものがあることが分かり,いくつかの仕掛けを組み合わせることで,火のついた物体をドラム缶のあるところまで送り込むことができた。それによりがれきを吹っ飛ばして,先に進む。  さあ,外に脱出しなければならないが,ここでまたイベントが発生。突然足下が崩れて斜面を転がり落ちてしまうララ,ドラクエ10 RMT。運は悪いし,傷は痛そうだし,苦しそうな声を出しっぱなしだし,見ていて本当にかわいそうで,ついこぶしをぐっと握りしめてしまった。落ちた下には例の原住民がいて追われるララ。斜面を手も使って必死によじ登るララだが,なんと前方からは大きな石が落ちてくる。なんとかかわしてから,光って見える出口を目指して,LR連打でさらに登る。  地上に脱出すると,あたりは夕暮れ時だろうか。カメラは引きずるように歩を進めるララから離れていき,打ち上げられた船の残骸と,海と,漂着したこの島の景観へと移り,ここでデモの前半部は終了した。  次に見たのは,怪我をしたConrad Roth船長を治療する手段を探して,この熱帯風の樹木に覆われた島を探索するシーンだった。ちなみに舞台となるこの島は,日本の近くの島だという話だ。  トゥームレイダーの過去作品の中には,ララが一作の中で世界中を旅するものもあったが,今作の舞台はこの一つの島に限定されているとのこと。ただし,天候や時間,建築物や地形など,さまざまな要素をふんだんに取り入れ,組み合わせることで,マップには多彩なバリエーションを用意し,同じ場所にずっといるような感覚を味わうことはないようにしているという。  前半に見たのは,チュートリアルも兼ねているという一本道なシーンだったが,それ以降は好きなところを自由に探索できるデザインになっているそうだ。Horton氏によれば,いわゆるオープンワールド型ではないが,自由度の高い,ノンリニアなゲームが楽しめるようになっているとのことだった。  そのようなゲーム性であるため,本作ではベースキャンプからさまざまなマップ(つまり島内の各所)に,ドラゴンクエスト10 RMT,さっと移動できるとのこと。Horton氏はこれを「ファストトラベル」や,「ダイナミックトラバーサル」という言葉で表現していた。  さて,治療手段を探すために島の探索を開始したララ。サバイバル?インスティンクトを使うと狼の足跡が見つかったので,これを追っていく。ララは野外においては,先ほどよりも大きな歩幅,大きなアクションで行動する
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