JP(17) - Tsukiji Hongwanji | vice versa

JP(17) - Tsukiji Hongwanji

帝都高速度交通営団を利用して日比谷線の築地駅へやってまいりました。宴会場のはす向かいにある寺へ寄ります。

築地本願寺は「お西さん」の愛称を持つ浄土真宗本願寺派の東京別院です。サンマテオ佛教会のお姉さんですね。

翼の生えたネコに守られた入口が、なんだかガンダーラとか、そんな単語を脳内から引き出してくれました。
    
ここ、建造物としてはかなり変わった形状です。サンマ佛教会の元開教師・九条先生に 自慢され 教わりました。

ネコをもうワンカット、真横から...。

羽根って前足が変化したようなものだから、もともと6本足だったわけ? ・・・それって、昆虫みたいですげーイヤかも。

こんな看板も見つけてしまったのだった...。
    
親鸞上人のアニメっぽいキャラって... 当時の人にしてみたら長寿だったんですが、なんだかなぁ...。
フケデブが好みの僕でさえ軽く引くので、一般人にどれだけ訴えるキャラなのかが激しく疑問です。

でも、空海上人でこういうキャラ作ったら、もっとずっとキモくてドン引きするのは確実。(罰当たりな私)

ここに寄ったのは、これをもう一度撮影しておきたかったのがモチベーションのひとつでした。

♪すみれのは~な~ さく~ころ~♪ JASRAC 043-2664-4 ©1953 作詞: F.Rotter, 菅三鶴 / 作曲: F.Dölle, 森田公一 / フジパシフィックミュージック

・・・ではなく、蓮華の花が咲いておりますが、あの蓮の花の真ん中ってどうパターン化してたのか知りたかったのだ。

結果: 割といいかげん。(ぉぃぉぃ...)

使用してある色ガラスはインディアナ州のココモという、クライスラー等の部品製造拠点で今は寂れたど田舎にある Kokomo Opalescent Glass というガラスメーカーの製品。100年以上前の製品でも修復のために色を再現してみせるとか、作品の修復保存に関しても力を入れているメーカーなので、その点では賢い選択です。材料費も一番安いし。w
ただ、ココモ社のガラスって125年以上の歴史があるため製品番号コードが体系化されておらず、覚えられない。(怒)

本堂にお邪魔しますと、やっぱ、本願寺派というか浄土系は金ピカ大好き。なんだか中華の寺に来たみたい。

でも、下り九条藤の紋を見つけると安心できるのは洗脳が進んだ結果でしょうか...(汗)

そんなサンマテオ仏教会のメンバーな僕でさえ「こんなの見たことないよ!」なブツが、この太鼓でした。

おどろおどろしすぎて、私怖いわ...。

で、本堂をぐるりと拝観して廻って、みつけてしまったこのイタすぎる解説ポスターに愕然!!
四方を守る玄武やら白虎やらは普通。元6足だったネコは「有翼の獅子」という名前だったのも、まあいい。でも...

「グロテスク」って、何者?? 『築地本願寺に住む動物たち』って解説で、グロテスクって何なの!!??

ついでにプロの目では、入口にあるステンドグラスをなにげに嬉しそうに自慢しているのがイタイと思いました。w
そして『象があちこちにあるのに驢馬がいないな... ここは共和党寄りかな?』と思った私はもうアメリカ人。(爆)

イタイポスターを見つけてしまったけど、ここは輪番様もいらっしゃる総本山の分店。きちんとお参りして退散。

今度お邪魔するときは時間に余裕をもって「グロテスク探し」をしてみようかな。(と書いてて、きっと忘れるw)

そして、はす向かいの宴会場へ...。
    
スタートは日没後になるので、明るいうちにも外観を写しておきたかったのだ。まるで建築写真家のような私。
で、結局まだ少しだけ早すぎるので、近所のスタバでフラプチーノすすって時間を潰していました...。