能登半島キャンプツーリング 1日目
5/16
「中央高速はすべて山の中である。」
だから寒いっ!
深夜から明け方にかけての、
諏訪周辺の気温は6~7℃。
海沿いの東名高速は、きっといくらか暖かいだろうけど、
プラス50kmだもんなぁ…。
駒ヶ岳SAで話した白いバイクの方は、
埼玉から伊勢神宮を目指しているそうだが、
やはり、距離を取って中央高速にしたそうだ。
同じ様な考えの人がいると、ちょっと嬉しい。
きっと昼間は暖かくなるだろうから、
あなたのパンチングレザーのジャッケットが、
必ず役に立ちますよ(^_^)
今回の旅の目的地は、
能登半島。
東京から関越~北陸道を使って、
金沢辺りまでだったら480km。
だけど、
わざわざ岐阜廻りで金沢を目指します。
そうすると、金沢まで546km。
東海北陸自動車道の白鳥西ICで下りて。
九頭竜湖の方面へ。
なぜそんな遠回りを?
実はこれで、
47都道府県コンプリート!
ついに、長年空白だった福井県にタッチ!!!
と、まあ、そういう理由だったんです… (^_^;)
退屈な高速道路から、やっと解放されて、
九頭竜湖に沿って走る。
カーブがあるって素晴らしい!
途中から旧道へ。
少しづつ自然に帰りつつある道。
しばらく進むと、絶好の九頭竜ダムのビューポイント。
ここでちょっと小休止。
何時間も聞いてきたエンジン音が止まると、
突然やってくる静寂。
静かだなぁ。
空はどんより曇って、時おりパラパラと小雨が降ってくるけれど、
気分はいい。
下流側から見てみると、
巨大なロックフィルダム。
全国第3位の大きさだそうです。
何かの要塞みたい。
いくつものスノーシェッドの連続。
この辺りは、雪が凄いんだろうか?
道の駅「九頭竜」で、生理現象のため休憩。
トイレから出て来ると、
恐竜の親子がグリグリ動いていてビックリ。
周辺では、恐竜や三葉虫やアンモナイトの化石が出るらしいです。
さて、
この辺りから、
ちょっと記憶が曖昧。
例のごとく、
出発前に準備や家事に追われて、
あまり寝ていないのが原因です。
赤と黄色の、クラッシックのロータス2台の後ろに付いて、
勝山市を抜けて、福井西ICから北陸道に乗ったはず…。
北陸道を金沢東ICで下りると、
道の駅「内灘サンセットパーク」へ。
バイクを停めて、昼飯でも食べようかと思っていると、
声を掛けて来る親父さんが1人。
どうやら昔、東京で仕事をしていたそうで、
ぼくの品川ナンバーを見て、思わず声を掛けてしまったそうだ。
しばし歌舞伎町ネタや、
懐かしのノーパン喫茶(僕は中学生でした)などの話で盛り上がり、
そして、僕が昼飯がまだだと知ると、
「あそこの、金沢医大の最上階にあるレストランに行くといいよ!」
と、しきりに医大のレストランを推してくる。
まあ、そんなにお勧めならば、
「郷に入っては郷に従え」と言う事で、
すぐ隣の、金沢医大のレストランへ。
なるほど!
このへんで一番高い建物だから、これは素晴らしい眺めだ(@_@)
これから行く能登半島を一望できる!
季節のランチ900円を注文。
竹の子ごはん
山菜のてんぷら
鰆のゆうあん焼
ウドとフキの酢の物
みそ汁
かなり好みのラインナップで大満足!
教えてもらわなければ、まず来る事は無かっただろうな。
絶景と食事を楽しめました。
親父さんありがとう!
お腹も満足した所で、
いよいよ本日のハイライト、『なぎさドライブウェイ』へハンドルを向ける。
あれ!?
これって、能登有料道路だったよね?
なんと、『のと里山海道』に名前を変えて無料化になってる!
これは嬉しいなぁ。
気兼ねなく能登半島を廻れるぞ(*^ー^)ノ
今浜ICで下りて、
標識にしたがって道を進むと、
そこは、『なぎさドライブウェイ』!!!
今浜~千里浜間の約8km続く、
世界的にも珍しい、砂浜が道路として認められている道。
バイクで砂の上を走れるなんて、ちょっとパリダカ気分♡
何だかヌメヌメするような不思議な操作感。
砂の感触を楽しみながら走る。
これは面白い(・∀・)
ただし路肩に近づきすぎると、
砂にハンドルを取られてとても操作しづらい。
こんな荷物満載の重いバイクで、スタックでもしたらエラい事になるなぁ…(汗)
轍に沿って進むのが吉のようですね。
走りを楽しんだら、しばし撮影タイム。
サッとスマートに、サイドスタンドにかますゲタを取り出す(*^-^)b
このゲタが無いと、
サイドスタンドが砂に突き刺さったまま転倒して、大汗をかく事になるそうだ。
波打ち際にバイクなんて、
こんなシチュエーション他に無い!
乗用車はもちろん。
バイクも結構走ってます。
なんと観光バスまで走っていてビックリしました(@_@)
この場所に来るのは、実は3回目。
最初に来たのは、30数年前の家族旅行。
2回目は、4年前の2月に氷見ブリを食べに来た時。
前回来た時にも感じていたけど、
30数年前の自分の記憶よりも、
砂浜の幅が狭くなっているような気がしてならなかった。
そんな時、某ツーリング雑誌の特集が能登半島でした。
その中でも語られていたけれど、やはり砂浜の幅は実際に狭くなっているらしい。
流れ込む河川の護岸工事により、
砂の流入が減ってしまったのが原因だそうです。
調べてみると、その浸食スピードは年間約1mの早さ…。
浜の幅が狭くなった気がしていただけじゃなくて、
実際に狭くなっていたのか…。
諸行無常と言うには寂しい。
再生のためのプロジェクトが動いているそうだけど、
上手く行くといいなぁ。興味のある方はこちら→☆
色々と心配事も多いけれど、
ここにバイクで来れてよかった!!
なぎさドライブウェイを後にして、
次に目指すのは、輪島にある袖が浜キャンプ場。
なんと、シーズン中以外は無料らしい。
ネットでの旅人の評判も上々、
波の音をBGMにゆっくりキャンプしたいな。
約1時間半ほどかかって、輪島の街に到着。
黒い瓦に黒い板塀の、この地方独特の建物で統一された街並は、
とても旅情を感じさせます。
キャンプ場を探しに海側に出て見ると、
何だ!?
この凄い最果て感は!!
海も荒れまくってるじゃないかヽ(;´Д`)ノ
そして、どんより曇った鉛色の空からは、
時おり雨と潮が、強風に乗って吹き付けてきます。
ほどなく袖が浜キャンプ場を発見。
天候がよければ、最高のキャンプが出来そうだけど、
今日はちょっと無理そうですね…。
今回は実用的に、コンクリートに守られたエリアに幕営。
ブロックでガッチリとテントを固定して強風に備えます。
仕上げは、ドイツ製高級風よけを設置(^_^;)
テントの設営を終えてホッと一息(*´Д`)=з
やっぱり人間は、落ち着く場所が必要みたいですね。
向かいの海に目をやると、
荒れた海の波間に人影!?
数人のサーファーが、サーフィンをしていました。
こんな海ですごいなぁ…。
さて次は、排ガスとホコリと潮と汗にまみれた身体を清めたい!
文明の利器スマホで検索すると、『輪島ねぶた温泉 能登の庄』と言う旅館で、日帰り入浴が出来るらしい。
しかも、夜10時まで入浴OKなのが助かります。
キャンプ地から約10分ちょっとで到着。
この温泉、
入ってビックリしました。
まるでローションに浸かっているみたいな、ものすごいヌルヌル感!
今まで入った温泉の中で一番ヌルヌルかも。
なんと、ph10.5の日本屈指のアルカリ泉だそうです。
思わず出会った良泉に、すごく得した気分(‐^▽^‐)
帰りがけに、地元のスーパーで買い出し。
寿司と刺身とアジの南蛮漬けと煮物で晩餐。
さすが、スーパーの刺身でも充分美味しい。
強風と波の音が、かなりの大音量でしたが、
寝不足の僕にとっては、ほんの環境音楽のBGMに過ぎません。
ぬくぬくの寝袋の中で、
あっという間に夢の中でした。
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
記事が長くなってしまったので、
半分に分けようと思ったんですけど、
やっぱりやめました!
ごめんなさいm(_ _ )m
「中央高速はすべて山の中である。」
だから寒いっ!
深夜から明け方にかけての、
諏訪周辺の気温は6~7℃。
海沿いの東名高速は、きっといくらか暖かいだろうけど、
プラス50kmだもんなぁ…。
駒ヶ岳SAで話した白いバイクの方は、
埼玉から伊勢神宮を目指しているそうだが、
やはり、距離を取って中央高速にしたそうだ。
同じ様な考えの人がいると、ちょっと嬉しい。
きっと昼間は暖かくなるだろうから、
あなたのパンチングレザーのジャッケットが、
必ず役に立ちますよ(^_^)
今回の旅の目的地は、
能登半島。
東京から関越~北陸道を使って、
金沢辺りまでだったら480km。
だけど、
わざわざ岐阜廻りで金沢を目指します。
そうすると、金沢まで546km。
東海北陸自動車道の白鳥西ICで下りて。
九頭竜湖の方面へ。
なぜそんな遠回りを?
実はこれで、
47都道府県コンプリート!
ついに、長年空白だった福井県にタッチ!!!
と、まあ、そういう理由だったんです… (^_^;)
退屈な高速道路から、やっと解放されて、
九頭竜湖に沿って走る。
カーブがあるって素晴らしい!
途中から旧道へ。
少しづつ自然に帰りつつある道。
しばらく進むと、絶好の九頭竜ダムのビューポイント。
ここでちょっと小休止。
何時間も聞いてきたエンジン音が止まると、
突然やってくる静寂。
静かだなぁ。
空はどんより曇って、時おりパラパラと小雨が降ってくるけれど、
気分はいい。
下流側から見てみると、
巨大なロックフィルダム。
全国第3位の大きさだそうです。
何かの要塞みたい。
いくつものスノーシェッドの連続。
この辺りは、雪が凄いんだろうか?
道の駅「九頭竜」で、生理現象のため休憩。
トイレから出て来ると、
恐竜の親子がグリグリ動いていてビックリ。
周辺では、恐竜や三葉虫やアンモナイトの化石が出るらしいです。
さて、
この辺りから、
ちょっと記憶が曖昧。
例のごとく、
出発前に準備や家事に追われて、
あまり寝ていないのが原因です。
赤と黄色の、クラッシックのロータス2台の後ろに付いて、
勝山市を抜けて、福井西ICから北陸道に乗ったはず…。
北陸道を金沢東ICで下りると、
道の駅「内灘サンセットパーク」へ。
バイクを停めて、昼飯でも食べようかと思っていると、
声を掛けて来る親父さんが1人。
どうやら昔、東京で仕事をしていたそうで、
ぼくの品川ナンバーを見て、思わず声を掛けてしまったそうだ。
しばし歌舞伎町ネタや、
懐かしのノーパン喫茶(僕は中学生でした)などの話で盛り上がり、
そして、僕が昼飯がまだだと知ると、
「あそこの、金沢医大の最上階にあるレストランに行くといいよ!」
と、しきりに医大のレストランを推してくる。
まあ、そんなにお勧めならば、
「郷に入っては郷に従え」と言う事で、
すぐ隣の、金沢医大のレストランへ。
なるほど!
このへんで一番高い建物だから、これは素晴らしい眺めだ(@_@)
これから行く能登半島を一望できる!
季節のランチ900円を注文。
竹の子ごはん
山菜のてんぷら
鰆のゆうあん焼
ウドとフキの酢の物
みそ汁
かなり好みのラインナップで大満足!
教えてもらわなければ、まず来る事は無かっただろうな。
絶景と食事を楽しめました。
親父さんありがとう!
お腹も満足した所で、
いよいよ本日のハイライト、『なぎさドライブウェイ』へハンドルを向ける。
あれ!?
これって、能登有料道路だったよね?
なんと、『のと里山海道』に名前を変えて無料化になってる!
これは嬉しいなぁ。
気兼ねなく能登半島を廻れるぞ(*^ー^)ノ
今浜ICで下りて、
標識にしたがって道を進むと、
そこは、『なぎさドライブウェイ』!!!
今浜~千里浜間の約8km続く、
世界的にも珍しい、砂浜が道路として認められている道。
バイクで砂の上を走れるなんて、ちょっとパリダカ気分♡
何だかヌメヌメするような不思議な操作感。
砂の感触を楽しみながら走る。
これは面白い(・∀・)
ただし路肩に近づきすぎると、
砂にハンドルを取られてとても操作しづらい。
こんな荷物満載の重いバイクで、スタックでもしたらエラい事になるなぁ…(汗)
轍に沿って進むのが吉のようですね。
走りを楽しんだら、しばし撮影タイム。
サッとスマートに、サイドスタンドにかますゲタを取り出す(*^-^)b
このゲタが無いと、
サイドスタンドが砂に突き刺さったまま転倒して、大汗をかく事になるそうだ。
波打ち際にバイクなんて、
こんなシチュエーション他に無い!
乗用車はもちろん。
バイクも結構走ってます。
なんと観光バスまで走っていてビックリしました(@_@)
この場所に来るのは、実は3回目。
最初に来たのは、30数年前の家族旅行。
2回目は、4年前の2月に氷見ブリを食べに来た時。
前回来た時にも感じていたけど、
30数年前の自分の記憶よりも、
砂浜の幅が狭くなっているような気がしてならなかった。
そんな時、某ツーリング雑誌の特集が能登半島でした。
その中でも語られていたけれど、やはり砂浜の幅は実際に狭くなっているらしい。
流れ込む河川の護岸工事により、
砂の流入が減ってしまったのが原因だそうです。
調べてみると、その浸食スピードは年間約1mの早さ…。
浜の幅が狭くなった気がしていただけじゃなくて、
実際に狭くなっていたのか…。
諸行無常と言うには寂しい。
再生のためのプロジェクトが動いているそうだけど、
上手く行くといいなぁ。興味のある方はこちら→☆
色々と心配事も多いけれど、
ここにバイクで来れてよかった!!
なぎさドライブウェイを後にして、
次に目指すのは、輪島にある袖が浜キャンプ場。
なんと、シーズン中以外は無料らしい。
ネットでの旅人の評判も上々、
波の音をBGMにゆっくりキャンプしたいな。
約1時間半ほどかかって、輪島の街に到着。
黒い瓦に黒い板塀の、この地方独特の建物で統一された街並は、
とても旅情を感じさせます。
キャンプ場を探しに海側に出て見ると、
何だ!?
この凄い最果て感は!!
海も荒れまくってるじゃないかヽ(;´Д`)ノ
そして、どんより曇った鉛色の空からは、
時おり雨と潮が、強風に乗って吹き付けてきます。
ほどなく袖が浜キャンプ場を発見。
天候がよければ、最高のキャンプが出来そうだけど、
今日はちょっと無理そうですね…。
今回は実用的に、コンクリートに守られたエリアに幕営。
ブロックでガッチリとテントを固定して強風に備えます。
仕上げは、ドイツ製高級風よけを設置(^_^;)
テントの設営を終えてホッと一息(*´Д`)=з
やっぱり人間は、落ち着く場所が必要みたいですね。
向かいの海に目をやると、
荒れた海の波間に人影!?
数人のサーファーが、サーフィンをしていました。
こんな海ですごいなぁ…。
さて次は、排ガスとホコリと潮と汗にまみれた身体を清めたい!
文明の利器スマホで検索すると、『輪島ねぶた温泉 能登の庄』と言う旅館で、日帰り入浴が出来るらしい。
しかも、夜10時まで入浴OKなのが助かります。
キャンプ地から約10分ちょっとで到着。
この温泉、
入ってビックリしました。
まるでローションに浸かっているみたいな、ものすごいヌルヌル感!
今まで入った温泉の中で一番ヌルヌルかも。
なんと、ph10.5の日本屈指のアルカリ泉だそうです。
思わず出会った良泉に、すごく得した気分(‐^▽^‐)
帰りがけに、地元のスーパーで買い出し。
寿司と刺身とアジの南蛮漬けと煮物で晩餐。
さすが、スーパーの刺身でも充分美味しい。
強風と波の音が、かなりの大音量でしたが、
寝不足の僕にとっては、ほんの環境音楽のBGMに過ぎません。
ぬくぬくの寝袋の中で、
あっという間に夢の中でした。
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
記事が長くなってしまったので、
半分に分けようと思ったんですけど、
やっぱりやめました!
ごめんなさいm(_ _ )m