ブッシュ・ド・ノエル（’９９）
監督：ダニエル・トンプソン
「ブッシュ・ド・ノエル」＝木の切り株の形をしたクリスマス・ケーキ
でも、今年のケーキの味はちょっぴりビターな予感。
エマニュエル・ベアールにシャルロット・ゲンズブール
音楽には、ミシェル・ルグランときたら、期待せずにはいられない。
クリスマス直前のパリ。イヴェット（フランソワーズ・ファビアン）の
２番目の夫の葬式が執り行われようとしている。
葬式のためにイヴェットの３人の娘たちもやってきた。
しかし、３人はそれぞれに自分たちの悩みを抱えていて
葬儀のあとの食事のときにイヴェットが思い出話をしてもどこかうわの空。
そんな彼女たちに、クリスマスまでの短い間に
さらなるトラブルが降りかかるのだが……。
長女のルーバ（サビーヌ・アゼマ）は、不倫相手の子を妊娠してしまい
二女のソニア（エマニュエル・ベアール）は旦那の浮気に悩まされ
三女のミラ（シャーロット・ゲンズプール）は、姉ソニアとそりが合わず
母と離婚した彼女らの実父や２番目の夫の前妻まで巻き込んで
もうクリスマスどころじゃない。 でも、やっぱりクリスマスぐらいは。。。。。
家族そろって、ブッシュ・ド・ノエルを囲みたい。。。。。
ちょっと残念だったのは、ミシェル・ルグランのオリジナル曲が少なかった。
既存のクリスマス・ソングを少しアレンジしただけのものが多く。
その程度のクリスマス・ムービーは、ごまんとありますからね。
ただ、クリスマス直前の喧騒の中で、悩みを抱える人たちが
現実との折り合いを見つけ、シリアスとコミカルの絶妙なバランスで
描かれる人間模様に、思わずほくそ笑んでしまいます。
バレンタイン・デーにクリスマス・ムービーをアップする
私の感覚もどうかと思いますけど・・・・・（笑）
「王妃マルゴ」「ベル・ママン」の脚本家ダニエル・トンプソンの監督デビュー作。
12月21日。クリスマスを目前に控えたこの日、母イヴェットの夫のお葬式が行なわれ
集まった3人の娘たち。しかし、悲しんでいるのはイヴェットだけで、娘たちはそれぞれ悩みを抱えていた…。
ブッシュ・ド・ノエル [DVD]/サビーヌ・アゼマ,エマニュエル・ベアール,シャルロット・ゲンズブール
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