ロマン・ポランスキー 初めての告白 | Untitled



ロマン・ポランスキー 初めての告白(’12)イギリスイタリア国旗ドイツ国旗


監督:ローラン・ブーズロー


世界的な名匠であり、私も大好きな監督 ロマン・ポランスキー

ただ、本業以外のスキャンダラスなイメージも付きまとっていたのも事実。

そんなポーランドが生んだ名匠の素顔に迫ったドキュメンタリー。

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撮影されたのは、少女淫行容疑でスイスの自宅で軟禁されていた時期。

インタビュアーは、ポランスキーの長年のビジネスパートナーで

友人のアンドリュー・ブラウンズバーグ。

生い立ちから現在に至るまでの波乱の人生を赤裸々に告白しています。

「ずっと、ひとりの時間がなかった。これは自分と向き合ういい機会だ。」

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幼少期にポーランドで迎えた第二次世界大戦。

ユダヤ人として収容されたゲットー(ユダヤ人強制居住区)

ゲットーからの脱走、家族との別れ・・・・

言うまでもなく、ここでの体験が 『戦場のピアニスト』 に色濃く投影されている。

映画の世界に飛び込み、世界的な評価を受ける一方

妻で女優のシャロン・テイトが惨殺されるという悲劇。

少女への淫行容疑での逮捕、有罪判決。 アメリカからの逃亡。

マスコミからの偏った情報だけでは、理解し得ない真実を

ポランスキーは時折、涙を浮かべながら語ってくれます。

「僕の人生は振り幅が大きい。穏やかな人生とどちらがいいのだろう?」

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1番ショッキングだったのが、アウシュビッツでドイツ人に虐殺された

ポランスキーの母親が妊娠中だったこと。

さらに、カルト教団に惨殺された当時の妻シャロン・テイトも妊娠中だったこと。

『ローズマリーの赤ちゃん』 は、あんな内容ですし・・・・

そのことを彼は引きずってしまい、現在の妻エマニュエル・セニエと

子供を作ることをかなり躊躇したらしい。

可愛い子供たちとのスナップショットが映し出された時は、なんかウルッときてしまった。



→ ロマン・ポランスキー監督作品



ロマン・ポランスキー監督が、自身の生い立ちから今に至るまでを、軟禁中だったスイスの自宅で赤裸々に語った初のドキュメンタリー。
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