オペラ・ムフ/女像柱たち/ライオンの消滅 | Untitled




アニエス・ヴァルダによる、パリを巡る3つの短編です。


オペラ・ムフ(’58)フランス国旗
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パリ5区に位置し、ラ・ムフと呼ばれるムフタール通り界隈。

カフェや市場で賑わうムフタール通りの喧噪と

そこに生きる人々の生々しい現実の姿が織り交ぜられる。

アニエス・ヴァルダの感性が色濃く出ている短編。

女性が男性の足を愛撫するシーンは

当時、不道徳だと非難されたそうですけど

非難もなにも、とっても素敵なシーンでしたよ。




女像柱たち(’84)フランス国旗
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建物の柱としてパリの街並みを美しく飾りつつ

人々の生活に溶け込むように存在する女像柱(カリアティッド)を巡る旅。

建物を支え、さまざまな表情を見せる女性たち。

ご親切にというか、余計なお世話というか(笑)

「ヴァルダが見落としていたパリの女像柱」 を特典映像で完全網羅。




ライオンの消滅(’03)フランス国旗
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パリ14区のダンフェール・ロシュロー広場

そこにたたずむベルフォールのライオン像のレプリカ。

ライオンに見つめられながら恋に落ちる男と女。

かつては地獄門広場って呼ばれていたんですね。

ヴァルダ本人もちょろっと出演。


→ アニエス・ヴァルダ監督作品



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