メランコリア | Untitled





メランコリア(’11)デンマーク国旗スウェーデンフランス国旗ドイツ国旗イタリア国旗


監督 : ラース・フォン・トリアー


うつ病に苦しんだ経験を持つラース・フォン・トリアーによる

世界の終わりへと向かう “メランコリア” な世界

ちょっと!あなたが食べてるの消しゴムですよ!

心の病を抱えるジャスティン(キルスティン・ダンスト)

自身の結婚披露宴で奇怪な行動に出て祝宴の雰囲気をぶち壊し

新郎マイケル(アレクサンダー・スカルスガルド)との関係決裂を招いてしまう。

そんなジャスティンをなじる姉クレア(シャルロット・ゲンズブール)だったが

仕方なく夫のジョン(キーファー・サザーランド)や息子とともに彼女との生活を続ける。

そんな時、地球に奇妙な周回軌道をとる惑星 “メランコリア” が接近する。

ちょっと!あなたが食べてるの消しゴムですよ!

冒頭8分間のワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」にのせたプロローグ映像

スーパースローを駆使した、壮大で感動的なまでに美しい映像

ジャスティンを悩ます幻想であり、その後を物語る予知夢でもあり

世界の終わりは、これほどまでに美しいのか・・・・

その後、第1部「ジャスティン」 第2部「クレア」 の2部構成になっていて

病んだ妹ジャスティン、常識人の姉クレア、2人の姉妹を通して

2つの異なる世界を見つめています。

ちょっと!あなたが食べてるの消しゴムですよ!

ラース・フォン・トリアーは、うつ病に苦しんでいた頃

「うつ病の人々は先に悪いことが起こると予想し、強いプレッシャーの下で

もっと冷静に他のものよりも行動する傾向がある。」

と、セラピストに教えられ、この映画のアイディアが浮かんだという。

また、「うつ病の人間は普通の人間よりも大きな可能性を秘めている。」

という思いもトリアーはこの映画に込めている。

$ちょっと!あなたが食べてるの消しゴムですよ!

そんな監督の思いを体現していたのがキルスティン・ダンスト

『スパイダーマン』 に出ているのを観て、なんてブサイクなヒロインなんだろう

と鼻にもかけていなかったが、こんなにも魅力的な演技が出来る女優だったのですね。

実は、彼女も過去にうつ病を患った経験があったらしい。

ペネロペ・クルスの出演が適わず、キルスティンにこの役が回ってきたのも

何かのめぐり合わせだったのか。


→ ラース・フォン・トリアー監督作品



惑星が衝突する。世界の終わりを告げるために・・・・
ラース・フォン・トリアー監督が描く、かつてない一大SF叙事詩
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