沈黙の官能(’76)
原作 : ガエターノ・カルロ・チェッリの「フェルラモンティの遺産」
監督 : マウロ・ボロニーニ
どうしてこんな安い邦題をつけてしまうのでしょう・・・・かなり損してる。
それに、ドミニク・サンダが放つ官能が沈黙するわけがない(笑)
1,800年代のローマ、金物商人の娘イレーネ・カレリ(ドミニク・サンダ)は金持ちに憧れ
ローマ屈指の金持ちといわれるフェルラモンティ一家に取り入ろうとする。
次男のピッポ(ルイジ・プロイェッティ)に近づき結婚し
長男マリオ(ファビオ・テスティ)に色目を使い、不倫関係になり
更に、当主である父グレゴリオ(アンソニー・クイン )にまで・・・・
ベルトルッチの 『暗殺の森』 を思わせるような白みがかった街並み
家族の絆とともに、愛憎も強く感じられるイタリアにおける家族のつながり。
エンリコ・モリコーネの情緒的な音楽。 そして、ドミニク・サンダの美しさっ
繰り返しになりますが、低俗なタイトルによって良さが追いやられてしまっている気がします。
多くのイタリア映画に出演しているけど、実はパリっ子のドミニク・サンダ
本人は、フランス映画よりイタリア映画の方が好きだと言っていたらしい。
イタリアの退廃的な世界でこそ、輝きを増す美女なのかもしれません。
1880年代のローマ。金物商人の娘イレーネは金持ちに憧れ、大富豪フェラモンティ家の次男と結婚する。だが彼女はそれだけでは満足できず、長男そして義理の父親までもその美貌で虜にし、財産を狙う…。
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