海辺のポーリーヌ | Untitled




海辺のポーリーヌ(’83)フランス国旗


監督 : エリック・ロメール


連作 「喜劇と格言劇集」 の第三弾

副題は、「言葉多き者は災いの元」 余計な事しゃべるとろくなことないです(笑)

夏休みも終わろうとするノルマンディの海岸を舞台にした恋愛遊戯

ちょっと!あなたが食べてるの消しゴムですよ!

15歳の少女ポーリーヌ(アマンダ・ラングレ)は、従姉妹・マリオン(アリエル・ドンバール)

と共にバカンスを過ごすため、別荘にやって来る。

そこでマリオンの旧友ピエール(パスカル・グレゴリー)に偶然出会い。

そこから男女6人が入り交じった恋愛遊戯は思わぬ方向へ・・・・

ちょっと!あなたが食べてるの消しゴムですよ!

青の空と海が眩しく解放的なノルマンディの海岸を舞台にしていますが

自分の恋愛観の応酬だったりの会話の洪水、怒涛の台詞劇

小難しいこと言っていそうで、ふふっ と、ほくそ笑んでしまったり

こういうところが、凡庸な恋愛映画に収まらないロメール作品の良さなのかもしれません。

15歳の少女ポーリーヌが相当年上の男ピエールに

「愛は狂気の一部よっ」

なんて言って、たしなめたりして(笑)

$ちょっと!あなたが食べてるの消しゴムですよ!

ひと夏を通してちょっと大人になる少女ポーリーヌ・・・・

と同時に、大人の身勝手さに振り回される・・・・

「大人ってこんなにも、うっとうしいものなの・・・?」

なんて思いながら、避暑地を後にしたのでしょうかね。



15歳の少女ポーリーヌは、年上で男性経験豊富な従姉妹マリオンと共にバカンスを過ごすため、別荘にやって来る。そこでマリオンの元恋人・ピエールに偶然出会い…。
エリック・ロメール コレクション 海辺のポーリーヌ [DVD]/アマンダ・ラングレ,アリエル・ドンバール,パスカル・グレゴリー

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