フェリーニのアマルコルド(’74)
監督 : フェデリコ・フェリーニ
北イタリアの小さな港町リミニを舞台に
フェリーニ自身の少年の日の思い出を、ノスタルジックな映像で綴った作品
ストーリーらしいストーリーはなくて
小さなエピソードを、ひとつひとつ綴るといった内容です。
少し眠かったと言えば、眠かったのですが
初恋の女性へのほろ苦い想い、いつかは訪れる家族との別れ
じんわり温かさが伝わってくる作品です。
眠気を覚まさせたのが、やはりフェリーニには、、、
巨乳巨尻のおばさん(笑) これは、はずせません。
近所のタバコ屋のおばさんが、フェリーニの肥えたおばさん好きのルーツだったのですね。
劇中の少年は、この巨漢を持ち上げたいという衝動に(笑)
リミニに、何百年ぶりだかの大雪が降って
雪に覆われたリミニの街を、地元の少年たちの憧れの女性(マガリ・ノエル)が
赤いスカーフを巻いて歩く光景が綺麗なこと。
この後、少年たちときゃっきゃ言いながら雪合戦する姿なんかは微笑ましかったですね。
アカデミー賞外国語映画賞受賞作
アカデミー賞受賞作
フェデリコ・フェリーニ監督作品
フェリーニが故郷の北イタリアを舞台に、忘れえぬ少年時代の出来事を綴った映像
フェリーニのアマルコルド [VHS]/出演者不明
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