アニエス v.によるジェーン b.(’87)
監督は、アニエス・ヴァルダ
ファッションデザイナーの アニエスb. にあやかったタイトルで
その名のとおり、アニエス・ヴァルダ監督によって
ジェーン・バーキンの等身大の姿を描いた作品
女優という以上にセルジュ・ゲンズブールとの恋愛や共同作業など
一人の女性としてその生き方を支持されてきたジェーン・バーキン。
そんな彼女の魅力を、“ヌーヴェルヴァーグの祖母” と呼ばれる
アニエス・ヴァルダが解き明かすプライベート・フィルム的作品。
ジェーン・バーキンにもアニエス・ヴァルダにも興味のない方は
退屈極まりない作品かもしれません。
そもそも、ジェーン b.がアニエス v.に対し熱狂的なファンレターを送り
これに対しアニエス v.が
「内容が理解できないから会って説明してほしい」
と伝え、2人は対面。そんなに支離滅裂な手紙だったんでしょうか(笑)
これがきっかけで、映画製作にまで発展
いくつかのショート・フィルムとインタビュー風に彼女を映した映像
アニエス v. による感性に訴える画よって
自由奔放に生きてきたかに見えたジェーン b. の本当の姿が・・・・
「一緒に演じてみたい俳優は?」
「マーロン・ブランド」
「高すぎるわ。もう少し安くて素敵なフランス人俳優は?」
で、登場したのがジャン=ピエール・レオ
手近で済ませた感が・・・(笑)
「ヌーヴェルヴァーグの時より素敵。今の方が好き」
「一見して傷だらけっていうか。破滅してしまったというか・・・」
もちろん褒め言葉ですよね(笑)
アニエス・ヴァルダ監督作品
アニエス・ヴァルダとジェーン・バーキンの二人が意気投合し製作したドキュメンタリー作品。
ジェーン・バーキンの私生活や女優としての生き様などを描く。
アニエス・v によるジェーン・b [DVD]/シャルロット・ゲンスブール,ジェーン・バーキン,フィリップ・レオタール
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