これからも、マニアにはたまらない(笑)
映画紹介していきたいと思います☆
ジャーニー・オブ・ホープ(’90)
監督は、クサヴァー・コラー
ジャーニー・オブ・ホープ “希望の旅”
過酷な旅の末に希望の光が・・・・・
そんな生易しいものではありません。
こんな時だからこそ、希望のある映画を・・・・甘~い(笑)
トルコの貧困村に住む、人の良さそうな中年の男
家族は妻に7人の子供、年老いた両親
ある日、スイスに亡命した叔父から絵葉書が届きます。
「・・・・仕事もある。ここは天国だ」
男は反対する家族を説得して、牛馬や土地を売り払って
“希望の旅” の一歩を踏み出したのだが・・・・
同行させたのは妻と、パスポートのない7歳の息子
息子にパスポートがないから、密入国でしか先に進めない。
コンテナや船の船員室に身を隠したり、大型トラックに便乗したり
怪しいブーローカーに全財産渡してしまい、雪に覆われたアルプスに連れてかれたり。
こういう悲劇的結末だから、DVD化されないのでは・・・・・
と勘ぐってしまうぐらい、悲しい悲しい結末です。
涙なしでは見れません。
「あなたと友達になりたかった・・・・」
この台詞で幕を閉じるのですが、突き刺さりました。
観終わった後に、淀川長治さんの解説を読んで、2度泣きしてしまいました。
「トルコの人は泣くんです。夕日を見たら泣く」
「月を見たら泣く。みたいな人種なの」
「トルコがこういう悲しい映画をなぜ作るのか」
「それは、愛に飢えているから」
アカデミー賞外国語映画賞受賞作
アカデミー賞受賞作
ジャーニー・オブ・ホープ [Laser Disc]/ネグメットゥン・シバノクル
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