恋のエチュード | Untitled





恋のエチュード(’71)フランス国旗


原作は、アンリ=ピエール・ロシェの小説 『二人の英国女性と大陸』

監督は、フランソワ・トリュフォー



上質な恋愛映画ですね。

丁寧に丁寧に編み込んで作り上げました。

そんな感じです。

20世紀初頭のパリとイギリス・ウェールズが舞台

1人のフランス人青年と2人の英国人姉妹との間での

長きにわたる愛と別離を描いた物語

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フランス人青年クロード(ジャン=ピエール・レオ)は

母親の友人の娘で彫刻家志望のアン(キカ・マーカム)と出会う。

彼女の誘いでイギリスへ渡ると、そこにはアンの3歳年下で

眼を病んだ妹のミュリエル(ステーシー・テンデター)がいた。

クロードは姉妹の両方を愛してしまい

姉妹の方も2人ともクロードを愛するようになる。

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姉妹はクロードを 「大陸」 と言うニックネームで呼ぶ。

姉妹にとってクロードは、心ときめかす初恋の対象であり、大陸の憧れの象徴

芸術家肌の姉のアンは、女としての輝きを増し

目の不自由な妹のミュリエルは、ストイックなまでに想いを遂げようとする。

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イギリス、ウェールズの海沿いに広がる風景だったり

ロウソクの灯であったり、映像がとても美しい。

そんな中での、たわむれる3人の姿

姉妹の繊細な心の揺れ動き

右往左往するジャン=ピエール・レオ(笑)

以前にも書きましたが、こういった “文芸作品” は何時間でも観れちゃいます。

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「恋愛には始まりと中間と終わりがある」

「一生あなたを想い続けますが、私の一部は失われました。」

「私の中に恋が生まれたように今度はその恋が死んでいくの。私が生きるために」

印象的な台詞が数多くありました。

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トリュフォー好きの方々の中では、この作品が1番好き

という方が意外と多いようですね。



→ フランソワ・トリュフォー監督作品




20世紀初頭のパリとイギリス・ウェールズを舞台に、1人のフランス人青年と2人の英国人姉妹との間での長きにわたる愛と別離を描いた物語
恋のエチュード〔フランソワ・トリュフォー監督傑作選10〕 [DVD]/ジャン=ピエール・レオー,キカ・マーカム,シルヴィア・マリオット

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