恐怖の報酬(’53)
監督は、アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
ニトログリセリン、1滴落とせば、こっぱ微塵
ハリウッド映画のような話ですが・・・・
この作品が、その手の映画の原点になったそうです。
中南米グアテマラのある港町
ヨーロッパで食い詰めた連中が集まっている。
ある日、町から500キロ離れた山上の油田が爆発して大火災を起こします。
そこで会社側はニトログリセリンによる破壊作業で火を消すことになる。
そのためには、ちょっとした振動でも爆発する危険物ニトログリセリンを
現地まで運ばなくてはならない。
1人1,000ドルの報酬ほしさに、イヴ・モンタンをはじめとする4人の猛者が
2台のトラックで運ぶことになるのですが・・・・
ちょっとした振動?
結構ありましたよ(笑)
あと、くわえ煙草とか危険でしょ。ポイ捨てもドカンでしょ。
まあ、そこは映画とうことで(笑)
猛者のひとり、シャルル・ヴァネルが出発前に飲み屋で喧嘩するんですけど
かなりのタマっぷりを見せるのですが
トラックに乗ってからは、腑抜けになってしまうんですよね。
おうちに帰りたいよ~ って顔して。
ラストがご都合主義でなく、あっけないというか、ドンくさいというか
鳴り続ける暗示的なクラクションの音
フランスらしいといえば、らしいですね。
カンヌ国際映画祭パルム・ドール賞受賞作
ベネチア国際映画祭金熊賞受賞作
カンヌ国際映画祭受賞作
ベネチア国際映画祭受賞作
南米の油田で発生した大火災を消火するため、ニトログリセリンをトラックで運ぶ4人の男を描いた傑作サスペンス
恐怖の報酬 [DVD]/イヴ・モンタン,シャルル・ヴァネル,ペーター・ヴァン・アイク
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