コーリャ 愛のプラハ(’96)
![チェコ国旗](https://emoji.ameba.jp/img/user/ck/ckenbow/87119.gif)
![イギリス](https://emoji.ameba.jp/img/user/ii/iinanihon/23087.gif)
![フランス国旗](https://emoji.ameba.jp/img/user/ck/ckenbow/87110.gif)
監督は、ヤン・スヴェラーク
チェコ映画は、初めてかも・・・・
プラハに暮らす中年のオッサンは独身主義者で女たらし、以前はオーケストラで演奏する有名な演奏家だったが、
今では葬式で演奏するなどして生計を立てていた。
ある日、友人から、ロシア人女性と偽装結婚する話を持ちかけられ、お金のために承諾する。
しかし、その女が5歳の男の子コーリャを残して西ドイツに亡命してしまう。
お互いに言葉も通じず、また秘密警察に目をつけられたオッサンは、嫌々ながらコーリャの面倒を見るようになる。
と、まあ・・・その手の話ね。
![$ちょっと!あなたが食べてるの消しゴムですよ!-gbwgrhey](https://stat.ameba.jp/user_images/20101021/21/pyscipks/9f/50/j/o0800120010813997693.jpg?caw=800)
話自体は、どこかで観たような感じですし、偽装結婚と聞いて、またぁ~
このブログで紹介した 『偽装結婚もの』 は、これで何本目になるだろう。
映画のネタにしやすいんですね。
と、かなり冷めたスタンスで、観始めたのですが・・・・・
共産主義崩壊直前の旧チェコスロヴァキアを舞台にしており、旧ソ連軍のトラックとかが一般道をびゅんびゅん走っている。
窓にチェコスロヴァキアとソ連の国旗をかざしたり、国自体が貧乏なので、このオッサンはいつも穴のあいた靴下を履いている。
そんな時代背景の中で、憎きロシアの小僧の面倒を見なければならない。
時代のうねりと共に、2人の行く末は・・・・・
おお、なかなか面白そうじゃない。
![$ちょっと!あなたが食べてるの消しゴムですよ!-bsdbqvg](https://stat.ameba.jp/user_images/20101021/21/pyscipks/cd/09/j/o0640042710814034522.jpg?caw=800)
このオッサン、ちょっとショーン・コネリー似
ヤン・スヴェラーク監督の、実父だそうです。
お気に入りのシーンがあって、コーリャがホームシックになり風呂場でシャワーを電話代わりにして
「帰りたいよ~」 って泣いているんです。
それを見たショーン・コネリー似のオッサンは、なぜか何人かいるうちの彼女に電話するんですよ。
こんな時にも、女かっ。と思って見ていたら、その彼女はロシア語が話せて、コーリャのために本を読んでくれ
って頼むんです。
電話口で、ロシアのお話を聞きながら、コーリャは眠りにつくんです。
これには、やられましたね。
ラストは、お涙頂戴的でもなく意外とあっさり。
濃い味は苦手なので、これぐらいがいいです。
映画では馴染みのない、プラハの美しい街並みも、この映画を引き立てていました。
ちなみに、この映画、TSUTAYA で VHSレンタルでした。
また、隠れた名作みつけちゃいました。
アカデミー賞外国語映画賞受賞作
![→](https://emoji.ameba.jp/img/user/na/natu-basuke/619861.gif)
社会主義崩壊直前のプラハを舞台に、55歳の独身チェリスト・ロウカと5歳の少年・コーリャの交流を描く。
コーリャ 愛のプラハ [DVD]/ズディニェク・スヴィエラーク,ヤン・スヴィエラーク
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