男性・女性(’66)
![フランス国旗](https://emoji.ameba.jp/img/user/ck/ckenbow/87110.gif)
![スウェーデン国旗](https://emoji.ameba.jp/img/user/ck/ckenbow/87105.gif)
監督は、ジャン=リュック・ゴダール
そして、このブログですっかり常連になった、ジャン=ピエール・レオが、ゴダール作品では初主演
'60年代半ば、すべてが激動を始めていた時代の中で、パリの若者たちが何を感じ、何を考えているのか
その思想や行動を、ドキュメンタリー・タッチで、15のエピソードによって描かれています。
![$ちょっと!あなたが食べてるの消しゴムですよ!-男性](https://stat.ameba.jp/user_images/20101019/09/pyscipks/d9/ab/j/o0500034610809482069.jpg?caw=800)
なんですが、う~ん・・・・・・・
よくわからない・・・・・・
女性と会話する時、インタビュー形式になっていて、女性ばっかり映していたりするのですが
「社会主義についてどう思う?」
「よく、わからないから、答えようがないわ」
私も、この映画がよくわからないから、答えようがないわ(笑)
![$ちょっと!あなたが食べてるの消しゴムですよ!-vdwfawr](https://stat.ameba.jp/user_images/20101019/09/pyscipks/9e/cc/p/o0720054010809496435.png?caw=800)
章間にタイトルがインサートされるんですけど
「この映画に別のタイトルをつけるなら 『マルクスとコカコーラの子どもたち』 わかる人にはわかる。」
よくわからないから、答えようがないわ(笑)
解説によると、『マルクス』 とは、共産主義に傾倒するジャン=ピエール・レオのこと
『コカコーラ』 とは、アイドル歌手のシャンタル・ゴヤ(1番上の画像右)のこと
そうですか・・・・・・
解説読んでも、ピンとこない・・・・・・
以前、ゴダール作品を紹介したときに、
ゴダール映画に対するスタンスは大きく次の3つに分けられる。
① わかる
② わからない
③ わかったふり
今回ばかりは、③の、わかったふり、すらできないです(-。-;)
![$ちょっと!あなたが食べてるの消しゴムですよ!-vfawgr](https://stat.ameba.jp/user_images/20101019/09/pyscipks/3b/ec/p/o0400030010809506769.png?caw=800)
こうなってしまったら、ところどころの面白い部分を探すしかない。
ぶっつけ本番で撮影していたようで、ジャン=ピエール・レオが煙草を吸うとき必ず、手元から飛ばして
口でキャッチしようとするのですが、なかなか成功しない。
終いには普通にくわえて吸ってました(笑)
そういう演技なのか、素なのか、というところの表情を見るのは面白いかも。
あと、『お尻』 の言い方について言い争うシーンがあるんですけど
『ケツ』 『腿割れ』 『スペードのエース』
ここは、ちょっと面白かったです。
こんな感じでしょうか・・・・
よくわからないから、答えようがないわ。と言っておきながら、ここまでひっぱりました(笑)
やや劣勢を強いられた映画でした。
でも、これからもゴダール作品を追い続けたい。
こういう作品を見せられても、そう思わすのはゴダールの不思議な魅力です。
ジャン=リュック・ゴダール監督作品
10ミニッツ・オールダー GREEN(’02)
愛すべき女・女たち(’67)
アルファヴィル(’65)
気狂いピエロ(’65)
女は女である(’61)
小さな兵隊(’60)
勝手にしやがれ(’59)
※参考 Wikipedia
60年代後半フランスの若者たちの“15の明白な事実。若者の恋愛、セックス、政治を奔放に語る、ゴダールによる青春白書
男性・女性 HDニューマスター版 [DVD]/ジャン=ピエール・レオー,シャンタル・ゴヤ,マルレーヌ・ジョベール
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